誰にでも似合う定番がある。
SHIPSのアイデンティティとも言えるその定番アイテムを、シリーズでご紹介。
そのルーツや現在のかたちに至るこだわりで解説。

第8回

デニムパンツ

 

ニムは厚地で丈夫な綾織りの綿布で、フランスはニーム産の綾織の布地を意味する「Serge de Nîmes(セルジュ・ドゥ・ニーム)」が語源といわれている。デニム地または他の綿布で作られたズボンの総称がジーンズ。17世紀頃イタリア・ジェノバで、世界各国に物資を輸出する集積所の船員たちが履いていたパンツの綿布「Genes(ジェンズ)」や「Genoese(ジェイノーズ)」がアメリカに渡って「ジーンズ」という言葉が生まれたと考えられている。ジーンズが作られたのは、ゴールドラッシュに沸く19世紀のアメリカ。鉱山で働く作業員のために、仕立て屋のヤコブ・デービスが織物の卸業社「リーバイ・ストラウス社」から仕入れたキャンバス生地を用いてワークパンツを開発、発売したのが始まり。天然インディゴに含まれる殺虫成分に注目しジーンズを染めたといわれ、作業の汚れも目立たないことからインディゴブルーのデニムジーンズになったとされる。

#岡山県で生産したこだわりの生地
#オイカワデニムの縫製

国産デニム発祥の地である岡山県で生産したこだわりの別注生地と、「世界で一番丈夫」と称される製品を生み出す<OIKAWA DENIM(オイカワデニム)>の縫製。しっかりとした作りで永く付き合える大人のためのデニムパンツがこの2本だ。ワンウォシュの細身ストレートは、岡山県井原市のシャトル機で織った12オンス・ネイビーの耳付きストレッチ素材。スーピマ糸を使用しキレイな目面の柔らかい生地に仕上げている。フェード色のテーパードは、岡山県倉敷市児島地区の旧式力織機を使った13オンスのセルヴィッチデニ

ム。1日に40mほどしか織ることのできない希少な生地である。ともに縫製を<OIKAWA DENIM(オイカワデニム)>に依頼。同社の縫製技術の高さは世界各国のバイヤーから絶賛され、ファッション通や各界の著名人に愛用者が多いことで知られている。穿き込むことで愛着のある一本に育てたい定番パンツだ。

SHIPSの

デニムパンツ

One Wash Denim

¥14,960(inc. tax)

SIZE:29, 30, 31, 32, 33, 34

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Faded Denim

¥15,950(inc. tax)

SIZE:29, 30, 31, 32, 33, 34

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