春夏になると、自然と手が伸びるリネン。
軽さや心地よさ、風をはらむ表情は、この素材ならではの魅力だ。
定番であるからこそ、選び方に差が出る。
見た目の涼感だけでなく、日常にどう馴染むか——。
いま必要なのは、明確な軸だ。
春夏になると、自然と手が伸びるリネン。軽さや心地よさ、風をはらむ表情は、この素材ならではの魅力だ。定番であるからこそ、選び方に差が出る。見た目の涼感だけでなく、日常にどう馴染むか——。いま必要なのは、明確な軸だ。
大人のリネン、その条件
上質素材であることは前提。
そのうえで、基準を持って選ぶ。
シャツもパンツも、軸は同じだ。
条件は三つ。そこからが大人のリネンだ。
1. 天然素材に機能が重なっていること
風合いだけでは足りない。
可動域と回復力を備えてこそ、日常着になる。
2. ニュートラルであること
色も形も、過剰でないこと。
タイトすぎず、ワイドすぎない。
その“中庸”が大人を整える。
3. 都会で成立すること
ナチュラルに寄りかかりすぎない。
輪郭を保ちながら、素材の風合いが生きること。
だから、洗練して見える。
基準を体現する二つの答え
三つの基準を満たすこと。
その条件から導き出されたのが、このシャツとパンツだ。
風合いと機能、シルエットと佇まい。
そのバランスが、日常を静かに整える。
Shirt
素材から見直した、定番の進化形
春夏のエッセンシャルとして毎年支持されてきたロングセラーモデルが、今季あらためて刷新。経糸には従来より細い80番手のリネンを、緯糸にはストレッチ糸をカバーリングした60番手のリネンを採用し、やわらかさと伸縮性を両立させた。先染めのハケメによって、無地でありながら奥行きのある表情に仕上げている。やさしい風合いはそのままに、さらにしなやかに。襟はシャープに整え、フラップポケットを添えてほどよいカジュアルさを加えた。リラックスしたフィットが、春夏の装いに自然な余裕をもたらす一枚だ。
Pants
名門のリネンを、もう一度
春夏ランキング常連のイージーパンツ。今季は、フランスの老舗紡績メーカー、サフィラン社の高品質リネンに回帰。原料高騰により一時変更を余儀なくされたものの、名門のフラックスを再び採用した。選び抜かれた原料から紡がれるリネン糸に、SOLOTEX®をブレンドした別注のハイブリッド素材を使用。良質なリネンならではの風合いを保ちながら、ストレッチ性も備える。さらにシワになりにくく、強いキックバックでヒザ抜けなどの型崩れを抑制。品のある佇まいと実用性を兼ね備えた一本だ。
HOW|色で整える
装いを整えるうえで、色は有効な要素だ。
ベーシックか、差し色か。まずは軸を選ぶ。
そこから組み立てれば、リネンは自然と整う。
Style Tips
シャツ編
Style Tips
シャツ編
軽さに、品を添える
オックスフォードシャツを思わせる、清涼感のあるライトブルー。初夏のショーツスタイルにも映える。リラックスした着こなしに、チェック柄やモカシンで、アメリカントラッドの文脈をひとさじ。新しいのにどこか懐かしい。そのムードが、いまの気分にフィットする。











