Back Number 〜ミツキのオスミツキ〜

  • #1 シップスが掘り起こした別注ラコステについて

    2021.05.28

  • #2 シップス別注NAVYトゥミについて

    2021.06.28

  • #3 パドモア&バーンズに別注したスエード靴について

    2021.07.28

  • #4 パドモア&バーンズに別注したスエード靴について

    2021.08.28

  • #5 シップスのオリジナルブレザーについて

    2021.09.28

  • #6 シップスのオリジナルニットについて

    2021.10.28

  • #7 メルトンコートについて

    2021.11.29

  • #8 シップスのセットアップについて

    2021.12.28

  • #9 シップス バイ アサヒのデッキシューズについて

    2022.2.3

  • #10 バレンタインギフトについて

    2022.2.14

  • 番外編 FRIEND SHIPなトークルーム〜ミツキのオスミツキ〜「シップス スタンダードのデニムについて」

    2022.2.16

  • #11 シップスのオリジナルニットについて

    2022.3.7

  • #12 レスレストン フォー シップスのシャツについて

    2022.3.28

  • #13 シップス×オニータのカーディガンについて

    2022.4.28

FRIEND SHIPなトークルーム〜ミツキのオスミツキ〜 FRIEND SHIPなトークルーム〜ミツキのオスミツキ〜

#13

シップス×オニータの
カーディガンについて

シップス×オニータのカーディガンについて

ベーシックが好きだけど退屈なのはイヤ♡
そんな服好き視点を大切に日々いいモノの発掘に勤しむ
Beginプロデューサー ミツキが、
シップスのフレンドたちと対談。
長年の関係性をベースに、これぞ!な オスミツキの
アイテムを探す連載の第13回です。
今回のお相手はシップス プレスの吉原。
お題は『カーディガン』でいってみよ〜!!

2022.04.28

PROFILE

Begin
プロデューサー
ミツキ

1977年生まれ。(株)ワールドフォトプレス『モノ・マガジン』編集部を経て、(株)世界文化社『Begin』編集部へ。2017 年に10 代目編集長に就任する。'21 年10 月より現職。“いくつになっても中坊マインド” を胸に、心躍るコラボアイテムや新雑誌の開発に勤しむ。

PROFILE


シップス
プレス
吉原貴大

1993年生まれ。服飾専門学校でアパレルビジネスを学び、ブランド等での勤務を経て2015年にシップスへ。店舗で現場経験を積み、'21年3月にプレスに就任する。モットーはずばり「努力」で、頼れるプレスを目指して猛勉強中。キャンプや山登りが趣味のアウトドア派。

懐かしのヘビーウェイトを
イマドキのカーディガン

ミツキ:またキミかー!

吉原:すみません(笑)、またボクです! よろしくお願いします!

ミツキ:こないだオススメしてくれたエコバッグ、愛用していますよ。

吉原:ありがとうございます。今度はカーディガンです。

ミツキ:唐突だね(笑)。へぇ、天竺のカーディガンだ。それもメチャ厚手の。

吉原:はい。とてもヘビーウェイトな天竺※Aです。それと懐かしい「ONEITA(オニータ)」のボディを使っているんですよ。

A:天竺も13オンスともなると、かなり地厚。ハリのある力強いタッチだ。

ミツキ:あったー、オニータ。Tシャツのボディブランドだよね。アメリカの。「パワーT」でしょ?タグの字面まで覚えてる※Bもん。

B:まさにパワーを象徴するような、力強いゴシック体フォント。

吉原:そのパワーTのボディを使いつつ、色やシルエット感を別注して新鮮さを出しました。

ミツキ:やっぱりオーバーサイズなの?

吉原:いえ、そこまでではなくて、ほんのりオーバーくらいのリラックスシルエット※Cです。

C:ベーシック好きも安心の、行きすぎないオーバーシルエット。

ミツキ:イイね、シップスらしくて。色もキレイだし。

吉原:化学反応を用いる「反応染め」という染め方をしていて、この染め方だと糸深くまで染料を浸透させることができるんです。今回のカーディガンは、かなりキレイに色が出ているかなと思うので、そう言っていただけると嬉しいですね。洗い込むとクタッとしてきて、よりいい具合になっていくと思います。

ブランドの火を絶やさず
存続させることに意義がある

ミツキ:オニータっていえば'90年代ストリートで流行ったイメージだよね。

吉原:エイプやステューシー、ネイバーフッドなどの裏原のブランドもボディに使っていたようです。通称「銀タグ」のを。

ミツキ:へぇー詳しいね。オレが言ったことにしたい(笑)。ちなみにアナタ、流行った頃って何歳だった?

吉原:'93年生まれなので、生まれた頃ですかね。

ミツキ:若いなー! こっちは高校生になるかどうかってときですよ。

吉原:その頃ってミツキさん、裏原には行かれてました?

ミツキ:あんまり。でもなくなっちゃったプロペラには行ってました。そういえば、オニータも一回潰れちゃったよね。

吉原:はい。創業は1893年と歴史のあるアンダーウェアブランドなんですけど、'98年になくなってしまって。2016年に日本の商社がライセンスを買い取って、復活しました。

ミツキ:さっきのプロペラの思い出話だけど、そのお店に「プレンティス」っていうメキシコ製のシャツが置いてあってさ。「ビッグマック」とかのシャツを作っていたファクトリーのシャツで。当時はそういうファクトリーブランドの製品がありがたがられていて、ボクも買いに行ったわけです。そのプレンティスも一度なくなっちゃった。プロペラもなくなっちゃったし。服好きにとって、ブランドやショップがなくなるというのはやっぱり淋しいものがあるよね。

吉原:思い入れが深いですもんね。

ミツキ:うん。だからどういう形であれ、そのよさをしっかり受け継いでくれているというのはイイことだと思うんですよ。オニータといえばやっぱりガシッとしたヘビーウェイトの「パワーT」なわけで。このカーディガンは、そういう定番を使いながら、ちゃんとイマっぽい形に落とし込んでいるあたりが上手いと思う。

吉原:僕は流行っていた当時を知らないのですが、このカーディガンを見たとき純粋に新鮮だと思いましたし、着たいと思いました。

ミツキ:若い子たちもそう思うのはイイよね。自分らも先輩世代のスタイルを新鮮だと思ってたから、やっぱりいいモノは受け継がれるんだろうね。

吉原:回り回って、ですね。

パーカの上にカーディガンが
最高に新鮮だ!

吉原:今の時期ですと、スウェットパーカなんかの上に羽織っていただくのもオススメです。

ミツキ:ああー、パーカの上にカーディガン※Dって新しいね。オレもパーカの上に羽織ってみたい。

D:厚手に薄手を重ねるのが新鮮。

吉原:'90年代っぽく着るのもカッコいいですけど、スラックスなんかに合わせてもお洒落ですよね。

ミツキ:間違いないね。Beginではそういうコーデ術を“テレコの法則”って呼んでいて。ラフな上にはキレイな下を、キレイな上にはラフな下を合わせればお洒落になるっていうね。

吉原:まさにテレコの法則ですね。

ミツキ:足元はエアフォースTとかもいいけど、パドモア&バーンズとか大人っぽくてハマりそう。

吉原:その組み合わせ、最高ですね。余談ですが、5月にはオニータボディのTシャツやショーツもリリースする予定です。

ミツキ:同じヘビーウェイトの天竺で? それもイイね。でも今日はカーディガンですよ。オレにも似合うかな?

吉原:めちゃめちゃお似合いだと思います。

ミツキ:ボクらの世代だと、オニータって聞いてちょっぴりヤンチャな気分に戻れるのがイイね。また買っちゃおうかなー、いくらなんですか?

吉原:税込み9460円です。

ミツキ:買います。黄色もイイけど、やっぱネイビーかな。シップスらしく。

吉原:ありがとうございます!!!!!

懐かしのヘビーウェイトを
イマドキのカーディガン

ミツキ:またキミかー!

吉原:すみません(笑)、またボクです! よろしくお願いします!

ミツキ:こないだオススメしてくれたエコバッグ、愛用していますよ。

吉原:ありがとうございます。今度はカーディガンです。

ミツキ:唐突だね(笑)。へぇ、天竺のカーディガンだ。それもメチャ厚手の。

吉原:はい。とてもヘビーウェイトな天竺※Aです。それと懐かしい「ONEITA(オニータ)」のボディを使っているんですよ。

A:天竺も13オンスともなると、かなり地厚。ハリのある力強いタッチだ。

ミツキ:あったー、オニータ。Tシャツのボディブランドだよね。アメリカの。「パワーT」でしょ?タグの字面まで覚えてる※Bもん。

B:まさにパワーを象徴するような、力強いゴシック体フォント。

吉原:そのパワーTのボディを使いつつ、色やシルエット感を別注して新鮮さを出しました。

ミツキ:やっぱりオーバーサイズなの?

吉原:いえ、そこまでではなくて、ほんのりオーバーくらいのリラックスシルエット※Cです。

C:ベーシック好きも安心の、行きすぎないオーバーシルエット。

ミツキ:イイね、シップスらしくて。色もキレイだし。

吉原:化学反応を用いる「反応染め」という染め方をしていて、この染め方だと糸深くまで染料を浸透させることができるんです。今回のカーディガンは、かなりキレイに色が出ているかなと思うので、そう言っていただけると嬉しいですね。洗い込むとクタッとしてきて、よりいい具合になっていくと思います。

ブランドの火を絶やさず
存続させることに意義がある

ミツキ:オニータっていえば'90年代ストリートで流行ったイメージだよね。

吉原:エイプやステューシー、ネイバーフッドなどの裏原のブランドもボディに使っていたようです。通称「銀タグ」のを。

ミツキ:へぇー詳しいね。オレが言ったことにしたい(笑)。ちなみにアナタ、流行った頃って何歳だった?

吉原:'93年生まれなので、生まれた頃ですかね。

ミツキ:若いなー! こっちは高校生になるかどうかってときですよ。

吉原:その頃ってミツキさん、裏原には行かれてました?

ミツキ:あんまり。でもなくなっちゃったプロペラには行ってました。そういえば、オニータも一回潰れちゃったよね。

吉原:はい。創業は1893年と歴史のあるアンダーウェアブランドなんですけど、'98年になくなってしまって。2016年に日本の商社がライセンスを買い取って、復活しました。

ミツキ:さっきのプロペラの思い出話だけど、そのお店に「プレンティス」っていうメキシコ製のシャツが置いてあってさ。「ビッグマック」とかのシャツを作っていたファクトリーのシャツで。当時はそういうファクトリーブランドの製品がありがたがられていて、ボクも買いに行ったわけです。そのプレンティスも一度なくなっちゃった。プロペラもなくなっちゃったし。服好きにとって、ブランドやショップがなくなるというのはやっぱり淋しいものがあるよね。

吉原:思い入れが深いですもんね。

ミツキ:うん。だからどういう形であれ、そのよさをしっかり受け継いでくれているというのはイイことだと思うんですよ。オニータといえばやっぱりガシッとしたヘビーウェイトの「パワーT」なわけで。このカーディガンは、そういう定番を使いながら、ちゃんとイマっぽい形に落とし込んでいるあたりが上手いと思う。

吉原:僕は流行っていた当時を知らないのですが、このカーディガンを見たとき純粋に新鮮だと思いましたし、着たいと思いました。

ミツキ:若い子たちもそう思うのはイイよね。自分らも先輩世代のスタイルを新鮮だと思ってたから、やっぱりいいモノは受け継がれるんだろうね。

吉原:回り回って、ですね。

パーカの上にカーディガンが
最高に新鮮だ!

吉原:今の時期ですと、スウェットパーカなんかの上に羽織っていただくのもオススメです。

ミツキ:ああー、パーカの上にカーディガン※Dって新しいね。オレもパーカの上に羽織ってみたい。

D:厚手に薄手を重ねるのが新鮮。

吉原:'90年代っぽく着るのもカッコいいですけど、スラックスなんかに合わせてもお洒落ですよね。

ミツキ:間違いないね。Beginではそういうコーデ術を“テレコの法則”って呼んでいて。ラフな上にはキレイな下を、キレイな上にはラフな下を合わせればお洒落になるっていうね。

吉原:まさにテレコの法則ですね。

ミツキ:足元はエアフォースTとかもいいけど、パドモア&バーンズとか大人っぽくてハマりそう。

吉原:その組み合わせ、最高ですね。余談ですが、5月にはオニータボディのTシャツやショーツもリリースする予定です。

ミツキ:同じヘビーウェイトの天竺で? それもイイね。でも今日はカーディガンですよ。オレにも似合うかな?

吉原:めちゃめちゃお似合いだと思います。

ミツキ:ボクらの世代だと、オニータって聞いてちょっぴりヤンチャな気分に戻れるのがイイね。また買っちゃおうかなー、いくらなんですか?

吉原:税込み9460円です。

ミツキ:買います。黄色もイイけど、やっぱネイビーかな。シップスらしく。

吉原:ありがとうございます!!!!!

〜ミツキのオスミツキ〜

ONEITA ヘビー ウェイト Vネック カーディガン