Back Number 〜ミツキのオスミツキ〜

  • #1 シップスが掘り起こした別注ラコステについて

    2021.05.28

  • #2 シップス別注NAVYトゥミについて

    2021.06.28

FRIEND SHIPなトークルーム〜ミツキのオスミツキ〜 FRIEND SHIPなトークルーム〜ミツキのオスミツキ〜

#2

シップス別注
NAVYトゥミについて

シップスが掘り起こした別注ラコステについて

ベーシックが好きだけど退屈なのはイヤ♡
そんな服好き視点を大切に
日々いいモノの発掘に勤しむBegin編集長ミツキが、
シップスのフレンドたちと対談。
長年の関係性をベースに、これぞ!な オスミツキの
アイテムを探す連載の第2回です。
今回のお相手はメンズドレスバイヤーの今村。
お題は『トゥミ』でいってみよ〜!!

2021.06.28

PROFILE

Begin編集長ミツキ

1977年生まれ。(株)ワールドフォトプレス『モノ・マガジン』編集部を経て、(株)世界文化社『Begin』編集部へ。2017年に10代目編集長に就任する。座右の銘はいくつになっても“中坊マインド”。ワクワクの火を絶やさず、今日もまだ見ぬいいモノ探しに邁進中。

PROFILE

SHIPS
メンズドレスバイヤー
今村恭平

1985年、福岡生まれ。2009年シップス入社。横浜店のドレスセクションに配属されたのを機にドレスに開眼する。銀座店や新宿店、渋谷店を経て商品部へ。2017年より現職を務める。バイイングのモットーは「見た人の目がピカッと光るような、お客様を飽きさせない驚きのあるセレクト」!

背伸びして買ったトゥミで、
オトナの仲間入りをした

今村:第1回のラコステ対談、おもしろかったです。何分くらい話されたんですか?

ミツキ:それはもう要点バシバシで10分くらい。ウソです(笑)。1時間くらいかな。今日のお題はトゥミですか。じつは僕、トゥミに対しても、ラコステと同じような感覚を持っているんですよ。オトナの証みたいなね。シップス別注のネイビーのトゥミが出たのはいつ頃でしたっけ?

今村:10年ほど前です。別注は今年で11年目ですね。

ミツキ:トートをめちゃめちゃ愛用していましたよ。初めて見たときの衝撃も凄かった。撮影用に最初にお借りしたサンプルは、ネームプレートのロゴがシルバーだったのを覚えています。トゥミへ別注したのは御社が初めてなんじゃないですか?

今村:初めてといわれています。ネームプレートのロゴも商品では赤になりましたが、当初はたしかにシルバーでした。よく覚えてらっしゃいますね。

ミツキ:ちなみに僕が新入社員のころは、お洒落なサラリーマンはみんなトゥミの鞄を持っていました。それで僕も、社会人になってすぐにトゥミのブリーフケースを買った。やっぱりね、背伸びしたいじゃないですか。まだメイド・イン・USAだった頃です。

今村:気持ち、わかります。

ミツキ素材はもちろんバリスティックナイロン※A。オン・オフ行けるのもよかった。編集者だからスーツを着る機会はほとんどありませんでしたけど。バッグの中には、ロディアのメモ帳とクオバディスの手帳。オトナになったな〜と思いましたよね。

今村:なるほど、ラコステとかオールデンとかもそういうアイテムですよね。オトナになったからには持っておきたい。

ミツキ:そうそう。憧れの。憧れの鞄がトゥミだった。

※A:トゥミの代名詞であるバリスティックナイロン製の鞄は'80年代に登場。なお'75年の創立時は南米のレザーバッグの輸入会社だった。

トゥミもシップスも1975年創立。
同い年が実現させた!?
ネイビー別注

ミツキ:僕が愛用していたシップス別注のトゥミは、縦型のトート。カジュアルに持てるんだけど綺麗めというバランスが最高で、肩掛けもしやすかったな〜。別の鞄ブランドの展示会に持っていったときはエライ褒められましたよ。

今村:ありがたいです。でも、後日そのブランドから似たのが出ませんでした(笑)?

ミツキ:出た(笑)。というのは冗談だけど、本当に使い勝手がよくていつも持ち歩いてました。あれから10年ですか。毎年、別注を続けているというのは本当にスゴいことだと思います。

今村:やり続けたからこそ、現在の“白”のロゴも認められるようになりました。ネイビーボディに白ロゴ※B。シップスのコーポレートカラーです。今ではネイビーのトゥミが欲しいならシップスへ……と思ってくださるお客様も多くいらっしゃいます。逆にシップスではインラインのブラックを扱っていないので、お客様へトゥミの直営店をご案内することもありますし、そこは相乗効果といいますか、いい関係にあると思います。

ミツキ:へぇ〜。ちなみにカタチはいじっているんですか?

今村:今のところカタチはインラインと同じです。ただ、このトートバッグはもともとシップス別注のカタチで、それがトゥミのインラインになった経緯があります。

※B:シップス別注といえば、な配色。ちなみにオリジンは黒ボディ×赤ロゴ。

ミツキ:別注を始める前は、トゥミとの付き合いはなかったんですよね。シップスだけどうしていきなり別注できたんだろう?

今村:どうしてでしょう。しつこかったんですかね(笑)。でも真面目な話をすると、創立年が一緒というつながりがあるんです。

ミツキ:そうなんだ!

今村:コラボがスタートしたのも、お互いが創立35周年というタイミング。このきっかけは大きかったかもしれません。

ミツキ:それはたぶん大きい。アメリカのブランドって周年にこだわるイメージあるもん。

今村:シップスがアメリカの洋服をずっと扱い続けてきた実績も見てくれたのかもしれません。

NAVYスーツよろしく、
NAVYトゥミ万能論♪

ミツキ:にしても、いきなりのネイビー別注は強烈。そういや、シップスってグルカのネイビー別注もやってますよね? 「ネイビー完売、メイビー」、ってビギンで紹介しましたっけ(笑)。

今村:あははは。

ミツキ:ネイビー別注の意図は、コーポレートカラーという以外にもあるんですか?

今村:やっぱり、汎用性の高さですよね。合わないものがない。

ミツキ:ネイビースーツと同じだ。印象が柔らかいのも特徴かな。

今村:すこし明るいネイビーというのがポイントですね。ダークネイビーのスーツ、ライトグレーのスーツ、黒靴、茶靴の濃淡も選びません。

ミツキ:昔のお洒落な人はTシャツに短パンなんて軽装のときもトゥミの鞄を持っていて、コントラストが格好よく映った。そういうスタイルにもハマりそうだな〜。ところで今村さんは、トゥミのよさはどこにあると思います?

今村:僕はいい意味で“変わらない”ところが魅力だと思っています。バリスティックナイロンもそうで。もちろん時代に合わせてアップデートはされていくんですけどね。日本のオーダーで生まれた3wayバッグのように新しいカタチもありますが、トゥミが作ると顔つきはやっぱりトゥミになる。機能は進化しているのに、ベースは決してブレないんです。あとはとにかく丈夫で、重いモノを詰め込んでも型崩れしにくい。細かいことを気にしないでガシガシ使えるのもトゥミのよさかなと。

ミツキ:ですね。それはそうと僕はこのクラッチが気になっちゃって。いくらですか?

今村:え〜と、1万4300円です。

ミツキ:イイね、欲しい!

今村:アイテムとしてはPCケースなんですが、クラッチやバッグ in バッグとしてもお使いいただけます。

ミツキ:僕、最近はiPadとスマホがあればほとんどの仕事にこと足りますから、こういうのがぴったり。バリスティックナイロン製で丈夫だし、安心してガジェットを任せられるのがいいですよね。あとさすがトゥミだけあって、ポケットも気が利いている※C

今村:ポケットの中の収納も、結構充実しているんですよね。

ミツキ:僕ならこれで1泊2日の出張も行っちゃうかな。ポケットにパンツ畳んで入れて♡

今村:スマートな出張ですね〜(笑)。

ミツキ:今は時節柄アレですけど、カフェで仕事をするスタイルも一般的になりましたし、時代にもマッチしているんじゃないかな。というわけで、今回はこれをオスミツキで!ほんとはネイビー別注のトゥミって時点で、全部オスミツキなんですけどね。

今村:全部オスミツキありがとうございます(笑)!

※C:ペンポケットや小物ポケットを配し、整理収納に対応したアウトポケット。

関係ないけど、
スニーカーのこぼれ話

ミツキ:ところで、今村さんが手掛けたアイテムでこれは売れた!というものはありすか? 最近のヒット作を教えてください。

今村:最近のヒットは「ピエーヴェ※D」のスニーカーですね。おかげさまで。

ミツキ:ああ〜! あのアンダー2万円なのに高級感のある。イイですよねピエーヴェ。ビギンでも紹介させていただきました。

今村:ありがとうございます。ファクトリーの生産背景がしっかりしているのが、ヒットの理由だと思っています。

ミツキ:じつはちょうどダブルソールのモデルを作ってほしいと思っていたんですよ。

今村:オスミツキ別注! いいかもしれないですね。

ミツキ:絶対、需要あると思いますよ。履きやすいし背が高く見えますし。ダブルソールのスニーカーにアンクル丈のパンツ、いいじゃないですか。

今村:いいですね、ぜひ今後!

ミツキ:最後にこれは聞いておきたいんだけど、今村さんの名前が「恭平(きょうへい)」なのはお母さんが柴田恭兵のファンだったから?

今村:え〜と…………関係ないね(笑)。

※D:ポルトガルのファクトリーで生産を行うシップスのエクスクルーシブブランド。

背伸びして買ったトゥミで、
オトナの仲間入りをした

今村:第1回のラコステ対談、おもしろかったです。何分くらい話されたんですか?

ミツキ:それはもう要点バシバシで10分くらい。ウソです(笑)。1時間くらいかな。今日のお題はトゥミですか。じつは僕、トゥミに対しても、ラコステと同じような感覚を持っているんですよ。オトナの証みたいなね。シップス別注のネイビーのトゥミが出たのはいつ頃でしたっけ?

今村:10年ほど前です。別注は今年で11年目ですね。

ミツキ:トートをめちゃめちゃ愛用していましたよ。初めて見たときの衝撃も凄かった。撮影用に最初にお借りしたサンプルは、ネームプレートのロゴがシルバーだったのを覚えています。トゥミへ別注したのは御社が初めてなんじゃないですか?

今村:初めてといわれています。ネームプレートのロゴも商品では赤になりましたが、当初はたしかにシルバーでした。よく覚えてらっしゃいますね。

ミツキ:ちなみに僕が新入社員のころは、お洒落なサラリーマンはみんなトゥミの鞄を持っていました。それで僕も、社会人になってすぐにトゥミのブリーフケースを買った。やっぱりね、背伸びしたいじゃないですか。まだメイド・イン・USAだった頃です。

今村:気持ち、わかります。

ミツキ素材はもちろんバリスティックナイロン※A。オン・オフ行けるのもよかった。編集者だからスーツを着る機会はほとんどありませんでしたけど。バッグの中には、ロディアのメモ帳とクオバディスの手帳。オトナになったな〜と思いましたよね。

今村:なるほど、ラコステとかオールデンとかもそういうアイテムですよね。オトナになったからには持っておきたい。

ミツキ:そうそう。憧れの。憧れの鞄がトゥミだった。

※A:トゥミの代名詞であるバリスティックナイロン製の鞄は'80年代に登場。なお'75年の創立時は南米のレザーバッグの輸入会社だった。

トゥミもシップスも1975年創立。
同い年が実現させた!?
ネイビー別注

ミツキ:僕が愛用していたシップス別注のトゥミは、縦型のトート。カジュアルに持てるんだけど綺麗めというバランスが最高で、肩掛けもしやすかったな〜。別の鞄ブランドの展示会に持っていったときはエライ褒められましたよ。

今村:ありがたいです。でも、後日そのブランドから似たのが出ませんでした(笑)?

ミツキ:出た(笑)。というのは冗談だけど、本当に使い勝手がよくていつも持ち歩いてました。あれから10年ですか。毎年、別注を続けているというのは本当にスゴいことだと思います。

今村:やり続けたからこそ、現在の“白”のロゴも認められるようになりました。ネイビーボディに白ロゴ※B。シップスのコーポレートカラーです。今ではネイビーのトゥミが欲しいならシップスへ……と思ってくださるお客様も多くいらっしゃいます。逆にシップスではインラインのブラックを扱っていないので、お客様へトゥミの直営店をご案内することもありますし、そこは相乗効果といいますか、いい関係にあると思います。

ミツキ:へぇ〜。ちなみにカタチはいじっているんですか?

今村:今のところカタチはインラインと同じです。ただ、このトートバッグはもともとシップス別注のカタチで、それがトゥミのインラインになった経緯があります。

※B:シップス別注といえば、な配色。ちなみにオリジンは黒ボディ×赤ロゴ。

ミツキ:別注を始める前は、トゥミとの付き合いはなかったんですよね。シップスだけどうしていきなり別注できたんだろう?

今村:どうしてでしょう。しつこかったんですかね(笑)。でも真面目な話をすると、創立年が一緒というつながりがあるんです。

ミツキ:そうなんだ!

今村:コラボがスタートしたのも、お互いが創立35周年というタイミング。このきっかけは大きかったかもしれません。

ミツキ:それはたぶん大きい。アメリカのブランドって周年にこだわるイメージあるもん。

今村:シップスがアメリカの洋服をずっと扱い続けてきた実績も見てくれたのかもしれません。

NAVYスーツよろしく、
NAVYトゥミ万能論♪

ミツキ:にしても、いきなりのネイビー別注は強烈。そういや、シップスってグルカのネイビー別注もやってますよね? 「ネイビー完売、メイビー」、ってビギンで紹介しましたっけ(笑)。

今村:あははは。

ミツキ:ネイビー別注の意図は、コーポレートカラーという以外にもあるんですか?

今村:やっぱり、汎用性の高さですよね。合わないものがない。

ミツキ:ネイビースーツと同じだ。印象が柔らかいのも特徴かな。

今村:すこし明るいネイビーというのがポイントですね。ダークネイビーのスーツ、ライトグレーのスーツ、黒靴、茶靴の濃淡も選びません。

ミツキ:昔のお洒落な人はTシャツに短パンなんて軽装のときもトゥミの鞄を持っていて、コントラストが格好よく映った。そういうスタイルにもハマりそうだな〜。ところで今村さんは、トゥミのよさはどこにあると思います?

今村:僕はいい意味で“変わらない”ところが魅力だと思っています。バリスティックナイロンもそうで。もちろん時代に合わせてアップデートはされていくんですけどね。日本のオーダーで生まれた3wayバッグのように新しいカタチもありますが、トゥミが作ると顔つきはやっぱりトゥミになる。機能は進化しているのに、ベースは決してブレないんです。あとはとにかく丈夫で、重いモノを詰め込んでも型崩れしにくい。細かいことを気にしないでガシガシ使えるのもトゥミのよさかなと。

ミツキ:ですね。それはそうと僕はこのクラッチが気になっちゃって。いくらですか?

今村:え〜と、1万4300円です。

ミツキ:イイね、欲しい!

今村:アイテムとしてはPCケースなんですが、クラッチやバッグ in バッグとしてもお使いいただけます。

ミツキ:僕、最近はiPadとスマホがあればほとんどの仕事にこと足りますから、こういうのがぴったり。バリスティックナイロン製で丈夫だし、安心してガジェットを任せられるのがいいですよね。あとさすがトゥミだけあって、ポケットも気が利いている※C

今村:ポケットの中の収納も、結構充実しているんですよね。

ミツキ:僕ならこれで1泊2日の出張も行っちゃうかな。ポケットにパンツ畳んで入れて♡

今村:スマートな出張ですね〜(笑)。

ミツキ:今は時節柄アレですけど、カフェで仕事をするスタイルも一般的になりましたし、時代にもマッチしているんじゃないかな。というわけで、今回はこれをオスミツキで!ほんとはネイビー別注のトゥミって時点で、全部オスミツキなんですけどね。

今村:全部オスミツキありがとうございます(笑)!

※C:ペンポケットや小物ポケットを配し、整理収納に対応したアウトポケット。

関係ないけど、
スニーカーのこぼれ話

ミツキ:ところで、今村さんが手掛けたアイテムでこれは売れた!というものはありすか? 最近のヒット作を教えてください。

今村:最近のヒットは「ピエーヴェ※D」のスニーカーですね。おかげさまで。

ミツキ:ああ〜! あのアンダー2万円なのに高級感のある。イイですよねピエーヴェ。ビギンでも紹介させていただきました。

今村:ありがとうございます。ファクトリーの生産背景がしっかりしているのが、ヒットの理由だと思っています。

ミツキ:じつはちょうどダブルソールのモデルを作ってほしいと思っていたんですよ。

今村:オスミツキ別注! いいかもしれないですね。

ミツキ:絶対、需要あると思いますよ。履きやすいし背が高く見えますし。ダブルソールのスニーカーにアンクル丈のパンツ、いいじゃないですか。

今村:いいですね、ぜひ今後!

ミツキ:最後にこれは聞いておきたいんだけど、今村さんの名前が「恭平(きょうへい)」なのはお母さんが柴田恭兵のファンだったから?

今村:え〜と…………関係ないね(笑)。

※D:ポルトガルのファクトリーで生産を行うシップスのエクスクルーシブブランド。

〜ミツキのオスミツキ〜

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