SHIPS any, anytime.

いつも着ていたい、SHIPS anyの服
いつでも、どこでも、誰にでも似合う服。
SHIPS anyの目指す「いつも着ていたい服」って
例えばどういうもの?モノ選びに一家言ある目利きたちが、
いつもそばにあるAnytimeな服を語ります。
目利きならではの審美眼や着眼点は、
定番スタイルを探している方の参考になることでしょう。

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デザインが効いたシャツ VOILLD ディレクター、キュレーター 伊勢春日さん

  • 東京で活躍するアーティストを中心に企画展を組み、アートやカルチャーを発信しているギャラリー〈VOILLD(ボイルド)〉。“洋服を選ぶように気軽にアートに触れてほしい”との思いから設立したのは、キュレーターの伊勢春日さん。時代を写すアートを見極める目利きである伊勢さんが、いつも頼りにしている服って?
    「洋服は小学生から好きでしたが、いつも選ぶ基準にあったのはカルチャーが先でした。中学生でバンドを始めたときはパンクス、中3でHIP HOPに出会うとBガールに憧れてスポーティーな格好になり、高校生になると裏原ブームの影響で〈アベイシングエイプ〉などを着ていました。この服が好き!というよりは、その時々で好きなカルチャーがあって、それに付随する服という位置関係でした。
  • 大人になって仕事をしている今は、好きなものは選びつつも、TPOも意識するように。作業がある日は動きやすいTシャツが多いですが、企業プレゼンや作家さんに会いに行く大切な日には、必ずシャツを着ます。普通のシャツではなく、少し癖があってディテールにこだわったものが好き。一見普通だけど袖が太かったり襟が大きめだったり、身頃が二段になっていたりするデザインシャツは〈TOGA〉のものが多いです。シャツは気合いを入れるためのコスプレみたいなものなので、新たに買い足すときにはこれを着たらいかに背筋が伸びるか、気持ちが上りそうかで選びます。私にとっては勝負の日に着る戦闘服。大事な人にたくさん会うこの仕事では、手放せないアイテムですね」
    〈SHIPS any〉のお勧めは、サックス×ストライプが爽やかな印象のバンドカラーシャツ。女性らしいパフスリーブで、レイヤードでも活躍する長めの丈が嬉しい一枚です。
裾は前後で長さを変え、スリットを入れることで軽やかな印象に。ニットを重ねても綺麗に見える、すっぽりヒップを覆う長めの丈感もポイントです。
Haruhi Ise

東京都出身。2014年中目黒にギャラリー〈VOILLD〉を設立。展覧会の企画・ディレクションをはじめ、「TOKYO ART BAZAAR」などのアートイベントのプロデュースや広告制作など、アートにまつわる多岐にわたるプロジェクトを手がける。

トレンドの肩にボリュームのあるパフスリーブで、一枚でもエレガントに着こなせる立体的なシルエットが特徴です。前身頃部分はボタンが隠れるよう二重合わせにした比翼仕立てで、すっきりした印象に仕上げました。
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