「誰もが集い、“カタル”場所」をコンセプトに、地域の工芸や食、文化を独自の感性で編集・発信し、県内外から多くの人が訪れ、熊本カルチャーの発信拠点として注目を集めている、ホステル&カフェ&ショップ 『HIKE』。
6月5日(金)〜6月14日(日)の期間、東京初となるPOP-UP STOREをSHIPS 渋谷店にて開催いたします。
今回のPOP-UP STOREでは、熊本の豊かな風土が育んだ伝統工芸「小代焼」をはじめ、約1300年の歴史を持ちながら現在は一軒のみで継承される郷土玩具「木の葉猿」、純国産の竹箸づくりを続ける「ヤマチク」など、“土地に根ざした手仕事”を『HIKE』が厳選して紹介します。
さらに、お菓子研究家・福田里香氏が監修し、ファッションブランドYAECA が手がける田園調布の洋菓子店 「SAVEUR(サブール)洋菓子店」 の焼き菓子も登場。 小代焼の器と焼き菓子を通して、“日常の中の豊かさ”を提案します。
本イベントでは、熊本をはじめとする地域に息づく手仕事や風景、そこにある暮らしの魅力を、SHIPS 渋谷店 から発信します。
【開催期間】
2026年6月5日(金)〜6月14日(日)まで
SHIPS 渋谷店
『HIKE』POP-UP STORE展開商品
小代瑞穂窯(福田るい/熊本県荒尾市)
小代瑞穂窯は、1973年に福田豊水氏が開窯した、小代焼を代表する窯元のひとつ。古小代を蒐集していた祖父の影響を受け、独学で小代焼の再興に取り組みました。
2代目の福田るい氏は、民藝に囲まれた環境で育ち、大学卒業後は益子にて人間国宝・島岡達三 氏に師事。帰郷後は、小代焼の伝統を受け継ぎながらも現代の暮らしに寄り添う器を制作し、東京をはじめドイツなど海外でも作品を発表しています。
灰釉をベースにした小代焼ならではの釉薬には、藁や籾殻など自然素材を使用。力強さの中にやわらかさを感じさせる表情が魅力です。
木の葉猿窯元(川俣早絵/熊本県玉東町)
約1300年の歴史を持つ熊本の郷土玩具「木の葉猿」。熊本県玉名郡玉東町・木葉山の麓で作られる、猿を模した素焼きの土人形です。江戸時代、玉名は宿場町だったこともあり、木の葉猿は土産品として全国に広まりました。現在、その技術を受け継ぐ窯元は「木の葉猿窯元」一軒のみ。8代目の川俣早絵氏によって制作が続けられています。
型を使わず、指先だけで成形する“手びねり”によって生まれる素朴で愛嬌のある表情が特徴。馬乗猿、飯喰猿、子抱猿など多彩な種類があり、厄除けや子孫繁栄の縁起物として親しまれてきました。
また、ミッドセンチュリーを代表するデザイナー、チャールズ・イームズ と レイ・イームズ 夫妻がコレクションしていたことでも知られ、カリフォルニアのイームズハウスにも飾られていました。
ヤマチク(熊本県南関町)
1963年創業のヤマチクは、熊本県南関町で半世紀以上にわたり、“竹の箸”だけを作り続ける企業です。
純国産の天然竹を使用し、竹の伐採から製造までを一貫して国内で行っています。軽くしなやかな使い心地と、竹ならではの口当たりの良さが特徴です。
生育が早く循環性に優れた竹は、持続可能な素材としても注目されており、ヤマチクは竹の価値を活かしたものづくりを続けています。
長年にわたり大手ライフスタイルブランドのOEM生産も手がける一方、近年はオリジナルブランドを強化。「九州観光まちづくりAWARD 2025」や「熊日広告賞 優秀賞」など、多方面で注目を集めています。
小代焼ふもと窯(井上尚之/熊本県荒尾市)
熊本県荒尾市に窯を構える小代焼ふもと窯は、地域の土や藁、木灰など自然素材を用いながら、小代焼の伝統を受け継ぐ民窯です。“小代焼”と称され始めたのは江戸後期ですが、すでに平安時代から一大窯業地帯として栄えていたと言われています。
井上尚之氏は、小代焼の名工として知られる父・井上泰秋氏のもとで学び、英国由来の“スリップウェア”と、日本各地に伝わる“ポン描き”を融合させた独自の器づくりを行っています。ろくろや型で成形した器に一つひとつ意匠を施し、登り窯で焼成。素朴さと力強さ、そして現代的な感覚を併せ持つ作品は、第81回国展新人賞を受賞するなど高い評価を得ています。
沐朴 買い物かご(伊藤日向子/福岡県八女市)
1997年生まれ 大分県出身の竹工芸作家・伊藤日向子氏による“沐朴(もくぼく)”は、竹の生活道具を制作するブランド。「植物の美しさ、強さ、しなやかさを、人の暮らしへ受け渡す」という想いを込め、素材そのものの魅力が伝わるものづくりを目指しています。
使用する真竹は、熊本県和水町で育ったものを自ら伐採。水分量が少なくなる秋から冬にかけて収穫した青竹を用い、一点一点丁寧に編み上げています。
使い込むほどに飴色へと変化する竹かごは、日々の暮らしに寄り添いながら、いつの時代も変わらぬ生活の定番品として、長く愛用できます。
よつめ染布舎(小野豊一/広島県)
染物工房「よつめ染布舎」を主宰する小野豊一氏は、明治28年創業の染工場に生まれ、型染や筒描といった日本の伝統的な染色技法を用いた作品を制作しています。
2014年に大分県国東半島で独立後、現在は故郷・広島を拠点に活動。手仕事ならではの揺らぎや温かみを感じる図案が魅力です。
今回は、玉名の風景や空気感をモチーフにした温泉タオルを展開します。
SAVEUR洋菓子店のトゥールビヨン(東京都)
東京・田園調布に店を構える、 SAVEUR(サブール)洋菓子店 。 店名の「SAVEUR」は、フランス語で“風味”を意味します。
みんなの記憶の中にあるどこか懐かしく素朴なお菓子をつくりたいという思いから始まった洋菓子店です。ファッションブランド YAECA が手がけ、お菓子研究家・福田里香氏が監修しています。
また福田氏は、小代瑞穂窯・福田るい氏の実姉でもあり、POP-UPでは、小代焼の器とSAVEURの焼き菓子が並ぶ、姉妹ならではのコラボレーションが実現。
今回お届けする「トゥールビヨン」は、4種の薄焼きサブレと、その周りを支えるように添えられた小さなカレンツのサブレを詰め合わせた一品です。良質なバターの豊かな風味を、それぞれ異なる食感とともにお楽しみいただけます。
HIKE の皮ごとみかんジュース(熊本県玉名市)
熊本県産の自然栽培みかんを、名前の通り“皮ごと”丸ごと搾った『HIKE』オリジナルのみかんジュース。
使用するみかんは、農薬・化学肥料不使用で育てられたもの。栄養が豊富に含まれる皮まで安心して味わえるよう、素材選びにもこだわっています。また、規格外などの理由で廃棄されてしまうみかんを活用しているのも特徴のひとつ。季節の恵みを無駄なく生かした、サステナブルな一本です。
『HIKE』のカフェで提供されるメニューは、“子どもが口にしても安心できるものを”という想いのもと、日々食材や素材をセレクトしています。
みかん本来の甘みとほのかな苦み、豊かな香りを楽しめるジュースは、子どもから大人まで楽しめる、身体にやさしい味わいに仕上がっています。
<ハイク>
2020年春にオープンしたHIKE(ハイク)は、古来より貿易で栄えた熊本県玉名市高瀬の中州にそびえ建つ古築ビルをフルリノベーションしたホステル&カフェ&ショップ。
「誰もが集い、“カタル”場所」のコンセプトのもと、地元の食材や陶器を使ったカフェは宿泊者のみならず地域の方もご利用いただける施設です。
hike_tamana
SHOPS
2026.06.05(金) 〜 2026.06.14(日)
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