MY

CHIC STYLE

07

  • うまくいっている時も

  • そうじゃない時も

  • 自分を愛せる人でいたい

  • 俳優

  • 蓮佛美沙子さん

Contents

ブランドコンセプト『BASIC TO CHIC』に基づいて、「MY CHIC STYLE」をテーマに、暮らしにも働き方にも独自のスタイルを確立した女性たちにお話を伺うインタビュー企画。暮らしや仕事、ファッションで大切にしていることをお聞きしながら、「あなたにとってのシックとは?」を紐解いていきます。

「もともと引きずりがちな性格でしたが、仕事を続けていく中で割り切って“楽しもう”と思えるようになりました」と語るのは、俳優の蓮佛美沙子さん。年齢を重ねる中で大切にするようになったこと、逆に「気にしなくていい」と思えるようになったこと。自分を上げるためのファッションの活用法など、多岐にわたりお話いただきました

  • Profile

    蓮佛美沙子さん|俳優

    1991年、鳥取県出身。2006年、映画『犬神家の一族』(市川崑監督)でデビュー。翌年、『バッテリー』(滝田洋二郎監督)でヒロインを演じ、映画『転校生 -さよなら あなた-』(大林宣彦監督)に初主演、キネマ旬報ベスト・テン、高崎映画祭新人女優賞を受賞。以降、映像作品を中心に多彩な役柄を演じる。近年の出演作に、【映画】『スイート・マイホーム』(齊藤工監督)、『女優は泣かない』(有働佳史監督)、【ドラマ】『坂の上の赤い屋根』『岸田露伴は動かない』『119エマージェンシーコール』『バニラな毎日』『パパと親父のウチご飯』『ひらやすみ』『ばけばけ』など。

  • Credit

    プロデュース・編集・文:RCKT/Rocket Company* 撮影:内藤海(スチール)、洞口慶(ムービー) スタイリスト:佐藤奈津美 ヘアメイク:森野友香子(Perle)

Movie

Interview

一つの役柄ごとに
一つの人生と出会う
俳優という仕事を続ける中で、役柄との出会いは人との出会いと変わらないなと感じることがあります。たとえ架空の人物だったとしても、魂的には本当に存在していると思って演じている感覚なんです。たとえば辛い境遇の人物を演じる時など、今まで知らなかった感情や価値観を知っていく。どの役も、役柄ごとに一つの人生との出会いとして、長く自分の中で蓄積されていくような気がします。
仕事で大切にしているのは、月並みな表現かもしれないけど、楽しむこと。私は緊張しやすくて、切り替えも下手な方なので、「もうちょっとこうすればよかったな」という時に引きずりがちな性格なんです。それでも仕事をしていく中で、やっぱり切り替えないとやっていけないみたいな時はあって。だんだん割り切って「楽しもう」と思えるようになってきたんだと思います。舞台の本番や、初めて会う方とのお仕事など、緊張する時こそ「どうにかなる」と信じて楽しむようにしています。
暮らしを作る
3つのBASIC ITEM
小学生の頃から寒色系、特に青が好きで。服でも小物でも、青系のものがあるとパッと目がいきます。同じようなの持ってる、と思いながら「でもここが違うから」と自分に言い訳をしながら買うことも。
あとは、ゆったりしたシルエットのパンツが好き。私は肩幅があるのでゆるめ×ゆるめのスタイルだとバランスが取りにくいような気がして、トップスは少しタイトなものを選ぶことが多いです。昔は全体的にゆるめの服も着ていましたけど、色々な服を着ていく中で、自分はもっとこういうスタイルが好きだなとか、着ていて心地いいなとか、シンプルにその格好でいる自分が好きだなって思えるものが年齢を重ねるにつれてよりクリアになっていき、今のスタイルに辿り着きました。
気分よく1日を過ごすために
好きな服を纏いたい
服を選ぶ時は「着ていて心地がいいか」、「テンションが上がるか」を基準にしています。「可愛い」だけで飛びついて買うのではなく、着てみて「あ、いい」って思えるかどうか。体型や骨格も関係するので、難しいですね。
今、「気分が上がる服を着よう」月間なんです。先月は舞台の稽古で、毎日ほぼジャージのような動きやすい格好で家と稽古場を往復するという生活をしていて。演じるのもちょっとヘビーな役ということもあり、何かちょっと気分をあげることしないとダメだって思って、舞台の本番が始まってからは自分が着ていて「可愛いな」、「楽しいな」って思える服を着るようにしています。ファッションを楽しむことは、メンタル的にも一つの助けになるものなんでしょうね。
頑張る癖があるからこそ
自分自身を労わる時間を大切に
つい頑張ってしまう癖があるので、ここ1、2年は普段生活する中で意識的に力を抜こうと気をつけています。自分を甘やかすというか、自分自身に「頑張ったね」って声をかけるような気持ちで、自分を労わる時間を大事にしたいなと思うようになりました。
だから家に帰って何もしない日もあるし、好きな音楽を聴いてダラダラする日も。元々インドア派なんですが、お休みの日に「あ、今日一回も家から出なかった」と罪悪感を持つのではなく、「私はそれがしたかったんだから、それでいいんだ」って認めてあげる。そういうふうに自分で自分を愛してあげられる自分でいたい。そういう意味で、好きなように生活するということを大事にしています。

シックとは…

他者の視線にとらわれず
自分を大事にできる人
私にとってのシックは、その時の流行に左右されずに自分の気持ちを大切にして、愛してあげることですかね。人にどう思われるかなあとか、そういう他者の視線とか社会の視線にとらわれずに生きている人になりたいと思っていて、なれているかどうかはわからないですけど、間違いなく目指しているのだと思います。
もちろん、生きていく上で他者と関わり合っているのは間違いないのですが、その上で自分をどれだけ大事にしてあげられるかっていうのが年齢を重ねるにつれてすごく大事で、それが人生の豊かさにつながると思っています。うまくいっている時もそうじゃない時も、いつでも自分をちゃんと労わって、愛せる人でいたいです。

Today’s coordinate

Coordinate

01

着こなしのポイント

「ロイヤルブルーのノースリーブトップスにネイビーのワイドパンツと、シンプルなコーディネートにスカーフを足すのが新鮮でした。青は好きでよく着るのですが、スカーフを巻くだけでこんなに華やぐんですね。差しアイテムとしてすごくいいなと思いました。スカーフを2枚繋げるアイデアもユニーク」

From

蓮佛美沙子さん

「夏に映える爽やかなブルーのトップスを主役にしたスタイリング。ノースリーブトップスにパンツでスルッとした縦ラインになるところ、スカーフで上半身に動きをつけました。スカーフを小物ではなく、洋服感覚で纏うという提案。肌見せ感も調整しやすいので、春夏にぜひトライして」

From

スタイリスト 佐藤奈津美さん

Coordinate

02

着こなしのポイント

「デコルテがちょっと見えるボーダーニット、大人の余裕を感じさせますね。肩のラインがすごく好きです。肩幅広めの私の骨格が生かされた…と思いたい(笑)。ゆったりしたシルエットのパンツは動きやすくて着ていて心地いい。程よいフィット感のニットにボリュームパンツのリラックスモードな雰囲気はまさに好みです」

From

蓮佛美沙子さん

「白をベースにした大人のマリンスタイル。肩にボリュームのあるオフショルダーニットはバレルパンツにウエストインすることで砂時計のようなシルエットになりスタイルアップが叶います。足元はベージュで肌に馴染ませて、白の軽やかさを損なわないように。アクセサリーはミニマルにするのが今の気分」

From

スタイリスト 佐藤奈津美さん

Items

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