まだ暑さの残る秋のはじまり。軽やかなふくらみとストレッチ性を備えたベロアのタンクトップが、季節の端境にしなやかにフィット。微光沢が描く控えめな艶が、大人の余裕と知性を漂わせて。
ヴィンテージスカーフの記憶をなぞるように、やわらかな赤が〈manipuri〉のシルクに宿る。クラシックな柄行きと今のムードが交差する一枚は、バッグのアクセントにも、襟元のニュアンスにも最適。装いに、そっとストーリーを重ねて。
トラッドなジャケットスタイルに映えるのは、計算された“ズレ”を生む華奢なレザーベルト。真面目すぎない赤が、仕立ての良さに余白をつくり、ほんのりモードな緊張感を引き出す。ベルト一つで、印象はここまで変わる。
構築的なフォルムに、チェーンとレザーの2種ストラップを備えた3WAYバッグ。ワンハンドル、クロスボディ、ショルダー──気分に合わせて自在にスタイルチェンジを楽しめる。端正なバーガンディが装いに知性を添えて。
ユースカルチャーが薫る〈FRED
PERRY〉の定番ハーフジップスウェットシャツ。ソフトな裏毛素材とクリーンな表面感で、シンプルながらも今の空気をまとった一枚に。袖口のティップラインが、さりげないアクセントとして効いてくる。
06/17
上品さを纏った、
現代解釈のミリタリーパンツ
US軍の“M47”をベースに、ハイウエスト&ラップ仕様でレディに刷新。〈GOLDENMILLS〉らしい無国籍な視点と、ウールライクな素材使いが洗練を添える。Tシャツでもブラウスでも、装いをモダンに引き寄せて。
07/17
アルファベットに、
今のムードを重ねて
ふんわりとした軽さと膨らみを持つ糸で編み上げた、大人のためのニュースタンダード。サガラ刺繍×チェーンステッチで仕立てた「S」のオリジナルワッペンが、ベーシックなカーディガンにさりげない遊び心を。プレッピーなカジュアルを、ちょうどいいバランスで更新。
アイコニックな“that
Lady”のロゴを配したラインソックス。華奢なサンダルとのミスマッチが生むのは、プレッピーを超えた新しい遊び心。トラッドなキルトスカートのリズムとも響き合い、足もとをさりげなくアップデート。
09/17
しなやかに着こなす新バランス
ナンバリングTを、
〈+81BRANCA〉に別注したナンバリングTは、フットボールTをベースに、落ち感のあるレーヨン混素材でモダンに昇華。ラフに着ても品が漂うのは、大人に寄り添う質感ゆえ。ジャケットやスカートとミックスして、自分らしい“スポーツCHIC”を楽しんで。
軽やかなコットン素材のトートバッグは、ドローストリング仕様で巾着型にもアレンジ自在。装いにひとさじの愛嬌を添えるタータンチェックが、サブバッグの枠を軽やかに超えていく。日常に寄り添う、小さなアクセントに。
ふわりと揺れるチュールにプリーツを施し、大人の可愛げをきゅっとまとめたロングスカート。二枚仕立てのボリュームと、繊細な陰影が生むエアリーな軽やかさが、視線を誘うリズムを描く。グログランのウエストが、甘さに凛とした輪郭を添えて。
今季のテーマ“that
Lady”を、潔くフロントに掲げたキャップ。バーガンディ×ブルーという配色が、コーディネートに洒落た抜け感をもたらす。ベーシックな装いに一点投入するだけで、今の空気感をスマートに映し出してくれる。
〈LOGAN KNITTING
MILLS〉に別注したミニチェック柄のBDシャツ。プレッピーなムードを漂わせながらも、オーバーサイズのシルエットと胸元のユニークなブランドアイコンの刺繍が、どこか肩の力が抜けたムードに仕上がる一枚。
視線の先を誘うのは、決して派手すぎない、けれど確かな“赤”。ラメ入りのソックスをクラシックなトーンに忍ばせれば、着こなしは静かに今のムードへと更新される。足もとのささやかな裏切りが、装いに奥行きと自由を与えてくれる。
15/17
クラシックに寄り添う、
深みのある色と柄
バーガンディを軸に作った、端正かつ印象的なスタイリング。知性を感じさせるアーガイルニットに、ブラウンのストライプシャツを重ねて。伝統的なモチーフと色使いが、今のムードで再解釈される。あくまでトラッド。でも、少しの“抜け”と“艶”がある――それが、今の気分。
上質なイタリアンレザーに、ゴールドバックルの気品を添えて。30mm幅のミニマルなデザインが、オンにもオフにも馴染みながら、スタイルに確かな芯を通す。シンプルの中に光る、美意識のある一本。
1944年創業、“カレッジ系アパレル”を古くから手がけてきた〈LOGAN
KNITTING
MILLS〉に別注した、ジッププルオーバー&パンツ。軽やかな裏毛素材に、カレッジマインドをにじませるワンポイントのプリントが映える。旬のスポーツミックスにちょうどいい、プレッピーなセットアップ。