伝統的にウールを使用した織物の総称、「メルトン」。
十分な密度で織られるため、保温性、防風性が高く、且つ、フェルトのような滑らかな表面が得られます。
そのため、スタジャンや軍服などの素材としても用いられることがあります。
SHIPSではメルトンの中でも、滑らかなツヤ感が特徴の上質なスーパー140'S(※)クラスのウール生地を使用。
柔らかさや軽量感にも優れた肉厚メルトンに仕上げ、
末永くお付き合いいただける飽きの来ないデザイン、身体にフィットするシルエットでご用意しております。
その中でも今回は「メルトンと言えば・・・」という、Pコートとチェスターコートの2種類をご紹介。
他では見かけない価値のある素材を使用したコートをお楽しみください。
市販されている原料では、この原料が一番繊度が細かく、カシミアに近い原料になります。
市場には出回っておらず、非常に希少価値の高い原料になります。
スーツの生地などでよく見かけるのが、だいたい 100'S ~ 120'S が一般的に使用されています。
数字が大きいほど繊維が細く、繊維が細いほど生地が滑らかでツヤが出ますので上質とされています。
無地
軽量感と柔らかさ、しなやかさと光沢感、肌触りが良い生地。スーパー140'Sで毛100%は他では見かけない価値のある別注素材
チェック柄
柄合わせをするため、無地よりも使う生地の量が多くなり値段が高くなりがち。限りなくスーパー140’sのクオリティを損なわず、且つ柄の表情が良く見える毛80%、ナイロン20%の比率でブレンドしたこだわりの特注生地。
19世紀末からイギリス海軍が艦上用の軍服として着用していた他、漁師たちの間でも着用されている。
艦橋や甲板などの厳しい気象条件で使用することから、風向により左右どちらでも上前を変えることが可能となっていた。
片方のボタンが破損してももう片方で止められるという冗長性確保の意味も持つ。
軽量化で重いイメージから快適な着心地へ
1シングルボタンタイプなので、ボタンをあけて着たときに生地が横に広がらず、インナーとのコーディネートを楽しめるアイテム。今季SHIPSでは丈がショートとロングをご用意。ショート丈は、仕事であまりジャケット着用しない方がラフに羽織れ、ロング丈はジャケットの着丈がしっかりと隠れるタイプなので、仕事でジャケット、スーツを着る方やオンオフ兼用でヘビロテで着用したい方に特におすすめ。
メルトン シングル ピーコート
¥32,700 +tax
メルトン シングル ロング ピーコート
¥39,000 +tax
様々なシーンに対応する万能アウター
メルトン素材のド定番、ダブルのピーコートだが、身幅と着丈の絶妙なバランスで昔のピーコートにありがちな野暮ったさがなくすっきりとみえるシルエットにアップデート。襟元がダブル仕様の為、前を閉めて着用したとき、体の中心部分で生地が重なるため暖かく、風の侵入も防いでくれる優れもの。流行に左右されず、大切に長く付き合っていける冬の定番の1着。
チェスターフィールドコート (Chesterfield coat) とは、外套の一種とされる。
丈が長めが基本で、膝程度が一般的。
19世紀に、チェスターフィールド伯爵がはじめて着たのが最も有力な由来とされており、
特にヴィクトリア時代(1800年初頭〜1900年)のイギリスでは、男性の外套として流行した。
バツグンの着回し力で表情を変化
SHIPSの「140’s メルトンシリーズ」の中で一番着丈が長いタイプで、ビジネス使いはもちろん、普段着使いでも市民権を得たウールコート定番の型。シーンを選ばない万能さだけでなく、太もも周りまでしっかり隠れる着丈の長さは、下半身までも暖まる優れもの。チェスターはVゾーンが開くモデルなので、マフラーを巻きやすくコーディネートに取り入れやすい。ネクタイをバシッとしめるビジネスマン、普段着コートで着丈の長いものに挑戦したいけどなにを選んでいいかわからない、、という方に特におすすめ。