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下田市との協業が環境省「ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業」に採択されました

2025.10.07(火)

企業としての取り組み

シップスが、下田市および関係団体と協働で進める 「下田市グローカルCITYプロジェクト」 が、このたび環境省の 「令和7年度 ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業」 に採択されました。
本プロジェクトには、当社が30年間にわたり下田ライフセービングクラブと継続してきた 「SAFE & CLEANキャンペーン」、ならびに下田市と共に推進している 「海浜回収ペットボトル アップサイクルプロジェクト」(実施4年目) などが含まれています。

ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業について
本事業は、海洋ごみの回収や発生抑制の実効性を高めるため、自治体と企業等が連携し、自走性ある取組を実証・展開していくことを目的に環境省が推進するものです。「美しく豊かな自然を守るための海岸環境保全や海洋ごみ対策」を法的根拠に基づき、全国的に普及させていく枠組みとなっています。

プロジェクトの目的
下田市は美しい海岸線と開国の歴史を持つ一方、観光と漁業を基幹産業とする海洋環境の保全が重要な課題となっています。そのため、持続可能で魅力的な地域社会の実現に向けて、本事業ではビーチ環境保全の様々な取組を連携させる「下田市グローカルCITYプロジェクト」を展開しております。今年度は、シップスと環境保全のためのオリジナル製品制作、上智大学による環境保全勉強会や、プロダイバーによる海底清掃、関係企業を招いたシンポジウム等を開催するとともに、市がハブとなって企業同士の連携を促すことで取組の相互支援を図るとともに、地域の持続可能な発展を目指します。

取組の概要
■清掃活動(市、シップス、ライフセービングクラブ、豊島、MORE企画)
・遊泳者を対象に市内7箇所の海水浴場で開設期間中の約2か月間毎日、下田ライフセービングクラブを中心としたビーチクリーンを行います。
・MORE企画と連携しプロダイバーによる市内の港の海底清掃を行います。

■日常のペットボトルの排出量削減の取組(市、シップス)
・シップスと連携し、オリジナルマイボトルを作成し、下田市内在住者に向けた無料配布を行うとともにペットボトルやマイボトルの使用に関するアンケート調査を実施します。

■普及啓発(市、上智大学、シップス、MORE企画)
・産学官の強みを生かした連携企業を巻き込んだ海洋ごみ対策をテーマにしたシンポジウム等を開催します。

■推進体制構築(市、上智大学、シップス、MORE企画等)
・個々の事業でかかわる企業の横のつながりを作り、下田市の海ごみ対策を推進するための体制づくりを行います。

今後について
シップスは、30年間続けてきた下田での活動を基盤に、引き続き地域社会や関係団体と連携しながら、ファッション企業らしいアプローチで環境課題に向き合い、持続可能な未来づくりに貢献してまいります。


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