【SHIPS MEN&WOMEN】英愛ブランドの新潮流 ──いま注目すべき理由

英国の伝統とカルチャーを継ぎながら、時代に呼応して進化を続けてきた英愛ブランド。
クラシックを基盤にしながらも、大人のワードローブに新しい視点と余白をもたらしてくれる。
普遍のアイコンは、更新されるたびに今の気分を映し出し、“定番”を超えた存在へ。
都会にも週末にも自然に溶け込むタイムレスなピースは、私たちが信頼して選び続ける理由そのもの。
今季のセレクトをチェックしてみよう。

MEN

Barbour

知る人が選ぶ、遊びのある名作

英国王室御用達の称号を掲げ、130年の歴史を誇る〈Barbour〉。今年50周年を迎えたSHIPSでは、定番「BEDALE」をオーバーサイズでアップデートした「OS BEDALE」のアニバーサリーモデルを展開する。裏地には両者のハウスチェックをクレイジーパターンで組み合わせ、脱いだときにだけ主張する“仕掛け”がなんとも粋。シルバージップがほんのりモダンな空気を差し込み、クラシックに新しい顔を与えている。名作を知っているからこそ選びたい、大人の遊び心が効いた一着だ。

¥61,600

FRED PERRY

今の気分に効く、あのアイコン

〈FRED PERRY〉は、1930年代にテニス界で活躍した同名選手に由来するブランド。競技用ウェアを日常着に昇華させ、モッズやサブカルチャーと結びつきながら、1960年代に一気に人気を確立した。SHIPS別注シリーズの今季の注目は、低速で空気を含みながらふっくら編み上げた“あずま裏毛”スウェットと、コットン素材のワッフル編みニット。どちらもすっきりとしたSHIPS流シルエットにアレンジされている。スポーティな気品を備えたアイコニックな月桂樹ロゴとティップラインは、今のカジュアルに自然に溶け込み、英国的な洗練とカルチャーの両方を同時に感じさせる。

上)ニット ¥24,200

下)スウェットシャツ ¥18,700

CLARKS

名作デザートブーツの、新たな顔

英国を代表するシューズブランド〈CLARKS〉が、今年で創業200周年を迎えた。時代を超えて愛されるアイコンモデル「デザートブーツ」は、SHIPSでも長年取り扱われ、クラフトマンシップとイノベーションで、ワードローブに欠かせない定番として進化を続けている。50周年を記念した別注モデルは、この「デザートブーツ」をベースに英国ムード漂うマッドガードを組み合わせた、伝統と革新が融合した希少なモデルだ。ボディはSHIPSネイビー、インソールには左右でそれぞれ異なる両者のロゴを配したスペシャル仕様。この特別な一足が、冬の着こなしに自然な品格を添えてくれる。

¥30,800

BARACUTA

特別な復刻が語る、クラシックの気品

イギリス・マンチェスターのバラクータ社から1930年代に誕生し、現在のスウィングトップの原型となった「G9」。名優スティーブ・マックイーンが愛したアウターとしても知られている。50周年を記念して別注したのが、60〜70年代に展開されていたクラシックG9を希少なイギリス製で再構築した、その名も「G9S」。細かなフレーザータータンの裏地や二段仕様のブランドネーム、襟に取り付けられた“MADE IN ENGLAND”タグなど、細部まで当時のモデルを再現。CLASSIC FITを採用した、今の気分にもフィットする新たな名品だ。

¥93,500

LAVENHAM

機能美を纏う、英国の正統

冬の装いに英国らしい機能美を取り入れるなら、〈LAVENHAM〉が真っ先に思い浮かぶ。1969年設立の英国ファクトリーブランドは、キルティングアウターの定番として長年支持されてきた。通称ラブンスターと呼ばれる耐久性と耐水性に優れたポリエステル生地に、SHIPSのハウスチェックを採用。ラブンスターへのプリントは同ブランドでも初となり、SHIPSのアイデンティティを反映した特別仕様だ。完全別注モデル「KEDINGTON」とベスト型「THORNHAM」を展開し、日常のあらゆるシーンで活躍する一着に仕上がっている。

ジャケット ¥82,500

ベスト ¥48,400

WOMEN

Barbour

仕掛けに心ときめく、進化系Barbour

英国王室御用達の証、ロイヤルワラントを誇る〈Barbour〉。今年50周年を迎えたSHIPSでは、フライフィッシング用として考案されたショート丈の「SPEY」をベースに、裏地に双方のハウスチェックをクレイジーパターンで組み合わせたスペシャルモデルが登場。脱いだときにだけ主張するさりげない“仕掛け”が、遊び心のあるアクセントとして効いている。ゴールドジップをあしらい、メンズライクな佇まいの中に女性らしくしなやかなニュアンスを添えた一着。アウトドアのエッセンスが漂う、洗練されたアウタースタイルを手に入れて。

ジャケット ¥58,300

ベスト ¥29,700

FRED PERRY

スポーティに薫らせる、大人の遊び心

〈FRED PERRY〉は、1930年代のテニス界のスターに由来するブランド。競技用ウェアを日常着へ昇華させ、モッズやサブカルチャーと結びつき、1960年代に人気を確立。ユニセックスなムードとスポーツミックスの絶妙なバランスで、大人のワードローブに自然に馴染む一着が見つかる。今季のSHIPS別注スウェットは、ふっくら編み上げた「あずま裏毛」を用い、身幅をややゆったり、着丈をバランスに合わせて短く調整。定番のハーフジップ型には秋冬のトレンドカラーが加わり、肌寒さを感じ始める季節に、気負わず楽しめる秋の定番に。

上)¥19,800

下)¥18,700

O’Neil of Dublin

流行を超える、タイムレスピース

1956年の創業以来、ダブリンの街でキルトを手がけてきた名門ファクトリー。今もなお、歴史あるテンプルバー地区で、伝統の製法を守りながら一枚一枚が丁寧に織り上げられている。そのクラフトマンシップに敬意を払いながら、SHIPSが現代的な感性を重ねて別注した特別なキルトスカート。左は、しなやかなウーステッドウール100%にSHIPS 50周年を記念して誕生したハウスタータンをのせた一枚。右は、ブルーを基調とした3種の生地が奥行きのある表情を引き出すパネルデザイン。伝統とスタイルが交差するその存在は、流行を超えて息づく、タイムレスなピース。

左)¥36,300

右)¥37,400

J&M Davidson

永遠を預ける、特別なネイビー

女性の日常に寄り添い、“エブリデイ・ラグジュアリー”を描き続ける〈J&M DAVIDSON〉。そのアイコンバッグ「CARNIVAL」を、より研ぎ澄まされたシンプルさで再解釈した「ANNIVERSARY CARNIVAL」が、SHIPS 50周年を祝う特別なネイビーカラーで登場。上質な素材と緻密なディテールが織りなすのは、控えめでありながら揺るぎない存在感。手にするだけで、静かな自信と華やぎを宿し、永遠に大切にしたいエレガンスを託せる、マイ・イットバッグ。

¥148,500

LAVENHAM

冬に纏う、クラシックの余韻

キルティングジャケットの代名詞、〈LAVENHAM〉が奏でるのは、霧に包まれたコッツウォルズの朝を思わせるクラシックな温もり。1863年創業の英国老舗服地ブランド〈Mallalieus〉とともに織り上げたしなやかなウールに、SHIPSのハウスチェックを重ねて。ツイーディーな質感が、ポリエステル生地では決して叶わない奥行きと深みを宿す。秋から冬へ、纏うだけで気品を授けてくれる特別な一着。ウィメンズには、クロップド丈でモダンな表情を描く「TEYNHAM」として展開される。

¥79,200

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