音とお酒と夕陽に酔うオトナの夕涼みをテーマに、
リスニングに特化した大人のためのイベント「夕陽と海の音楽会」。
SHIPSがサポートを行っているこちらは、「踊らずに音楽を楽しむ野外イベント」として、
程よい緊張感と大人の落ち着きを求める方々に支持されています。
主催者である柴田雄一郎氏はこの音楽会を
“雲や太陽や風、移り行く情景、と音楽が一体化した唯一無二のイベント”と表現しました。
SHIPSの店内BGMを選曲している松浦俊夫氏がDJを務めたこの回の様子を、
当日の景色と共に振り返りたいと思います。
また、柴田氏、松浦氏それぞれの当日のSNAPを掲載します。
9/14(日)
そんなはずは無いが、その日の風や空気に至るまでも、氏が操っているように見えてくる
彼等の手には昨年のイベントの際の画像とSHIPSのロゴが写るうちわが握られおり
扇ぐ度に紺と橙が交互に揺らめく。涼む事と同時に「踊らずに音楽を楽しむ野外イベント」というコンセプトの範囲内でこのイベントを盛り上げているようにも見え、観客という呼称ではなくやはりゲストであるのだと感じさせる
雲間に隠れていた夕陽が少しずつ輪郭をはっきりとさせる
音が流れ始めてから、靄がかった空気がだんだんと熱を帯びていくよう感じられ、
会場の体感温度が上がっていく
ゲストを含め、会場全体が息をのむ音が聞こえた気がした
空を含めたあたり一面が夕陽模様となり
幻想的な空気が全体を覆う
ゲスト達は、ここぞとばかりに立ち上がり風景を各々のカメラロールに収めていく
線香花火の最後のように灯りと音が消え、このイベントだけでなく
長い夏に終わりを告げたような感覚に陥りながら来た道を戻っていく
「また来年」と呟きながら
PLAYLIST
SNAP
今イベントに関して注目頂きたいのがゲストを含めたその場にいるオトナたちの装い。
そんな中でイベントの中枢を担うホストである柴田氏と松浦氏の着こなしに注目したい。
松浦俊夫 TOSHIO MATSUURA
1990年、United Future Organization (U.F.O.)を結成。
5作のフルアルバムを世界32ヶ国で発表し高い評価を得る。
2002年のソロ転向後も国内外のクラブやフェスでDJとして活躍。
イベントのプロデュースやホテル、インターナショナル・ブランド
などの音楽監修を手掛ける。2013年、現在進行形のジャズを発信
するプロジェクトHEXを始動させ、Blue Note Recordsからアルバム
「HEX」をワールドワイド・リリース。2018年、イギリスの若手
ミュージシャンらをフィーチャーした新プロジェクト、
TOSHIO MATSUURA GROUPのアルバムをワールドワイド・リリース。
「TOKYO MOON」(interfm 金曜 23:00) 好評オンエア中。
HP:http://www.toshiomatsuura.com
interfm「TOKYO MOON」:https://www.interfm.co.jp/moon/
EDITOR’S NOTE
月並みな言葉ですが、非日常感を強く感じる事の出来た機会となりました。
SHIPSの店内BGMでも使用されている曲が多数流れてきたのも印象的でした。




















様々な言語が飛び交う坂道をひたすらに登り続けた先に、江の島シーキャンドルはある
到達した眼前には靄がかった景色が