大学卒業後、自らモデルとイラストレーターの2つの仕事を両立させてきた清水こづえさん。モデルとして見せる愛らしい表情とはギャップを感じてしまうほど知性的な彼女。自分の道を自分自身で選び取る強さも持ち合わせています。
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Vol.01Special Talk
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Vol.02KARIN
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Vol.03Kozue Shimizu
ご両親ともに美大卒のクリエイターという家庭に育った清水こづえさん。モデルでイラストレーターという現在の仕事からすると、彼女自身も美大卒なのではと思いがちですが、彼女が大学で学んだのはマーケティングというから意外です。
「小さい頃からバレエを習っていたので、自然とバレリーナを目指すようになって、中学生までは本気で打ち込んでいたんです。そのころは、自分最強！ぐらいに思っていましたね（笑）。でもバレエを突き詰めていくほど、限界を悟ってしまうというか…。努力だけではどうにもならないことに気づいてしまって。バレリーナの夢を諦めてからは、自分の気持ちをうまく出せなくなってしまったんです。
ただ、子どもの頃から“好きなことでお金を生み出せる人になりたい”ってことだけはハッキリとした目標としていました。イラストを描くのも昔から好きだったので、美大進学も考えましたが、ともに美大卒の両親から、基礎に向き合う覚悟を問われて、そう言われるとちょっと違うな、と経済学部に進学しました。エディターやプレスを視野に、サークルも広告系・メディア系を選び、主にインフルエンサーマーケティングを研究していました」。
「そんななかサロンモデルにスカウトされて、その後、モデルとしてのお仕事もいただくようになったのですが、なかなか自分でモデルです、って言えなくて…。でも、卒業を控えて具体的に将来を考えたときに、やっぱり“好きなことでお金を生み出せる人”になりたい、と原点に返って、モデルとイラストレーターどちらもやっていこうって自分で決めたんです。とはいえ、イラストもきちんと勉強したわけではないので、コンプレックスもあるんですけどね。そんなもやもやした気分になっている日も、好きなものに囲まれた自分の部屋に帰ってきた瞬間、自分をリセットできます。イラストのモチーフによくお部屋の中のことを選ぶんですが、例えば“今日の爪、可愛い”とか、自分だけにわかる可愛さが元気をくれるよね、っていう気持ちで描いています。一方、ペイント作品は、自分の心に少し深く潜って、自分の心の揺らぎとかを表現しています。モデルのお仕事をして、いろんな気持ちを持ってお家に帰って、自分の部屋でリセットしてイラストを描く。今の私には、モデルとイラスト、2つのお仕事をさせていただくライフスタイルが合ってるな、と思っています」。
「p.m.6:30」
日々の様々な時間の空を描いたシリーズの中の一作。
空を見ることで自分の心を還す事ができるので意識的にいつも空を見上げており、観てくださった方にも共有できたらとシリーズ化しました。
「Lingerie」
毎日のちょっとしたお気に入りを集めた“My Favorite Things”シリーズの一作。
「思ってる。
今日のパンツちょーかわい！
ひそかに…。」
「with」
写真とイラストを組み合わせて作品を作ることも多いです。
一人の時間でも心は独りじゃない感じって凄く大事だと思うので、必ず被写体の人物は1人です。
（ Style 1 / 3 ）
（ Style 2 / 3 ）
オーバーサイズな冬色コーデを
オレンジの差し色バッグで
ブラッシュアップ
（ Style 3 / 3 ）
冬コーデは隙間を作らないが鉄則！
青と赤のコントラストで
ポップに寒さを乗り切る
SHIPSのプレスルームへ、コーディネートを組みに訪れたこづえさん。到着早々、自分好みのアイテムを手早く集めていきます。
先にコーディネートを組んでいた花梨さんがモノトーン多めなのに対し、こづえさんが手に取っていくのはカラフルなアイテムが多め。3つのコーディネートそれぞれのテイストをが分かれるように…など、しっかり考えながらセレクトしている様子。フィッティングルームで着替えてから、バッグやアクセサリーなどの小物をチョイス。
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