SHIPS × CREATORS

Vol.01Special Talk

SHIPSが注目するクリエイターをご紹介する「SHIPS × CREATORS」。SHIPS WOMANプレスの新田ららのキュレーションでお届けします。今回ピックアップしたのは、人気モデルとして活躍しながらそれぞれのクリエイションを手掛ける花梨さんと、清水こづえさんのおふたりです。

CONTENTS

Special Talk

テーブルを囲み笑顔の3人

ファッション × クリエイション
2つの領域で
自分を表現する3人

 兵庫県淡路島で生まれ、SHIPSに入社後は店舗勤務を経て2022年からSHIPS WOMANのプレスとして忙しい日々を送る新田。たびたびSHIPS MAGなどにも登場していますが、今回新たな試みとしてクリエイターを招いてお話をうかがう「SHIPS × CREATORS」を企画しました。実は自身がペイントをライフワークとしていることが、そのきっかけになっています。
 そんな彼女は、日々のコーディネートなどを積極的に公開しているInstagramを通して、モデルの花梨さん、清水こづえさんがクリエイターとして活動していることに注目。

花梨さんはコラージュアーティスト、清水こづえさんはイラストレーターとして作品を発表、それぞれ個展を開催したり、グッズを手がけるなどしています。
ファッションに関わるお仕事をしながら、個人のクリエイションにも取り組む、いわゆる「二足のわらじを履く」おふたりに共通点を見出し「SHIPS × CREATORS」のゲストに招いてお話を伺うとともに、今季の新作からそれぞれコーディネートを組んでいただきました。

モデル&クリエイター
2つのキャリアを
スタートさせたきっかけ

新田おふたりがモデルを始めたきっかけと、個人としてクリエイションを手がけるようになったきっかけをそれぞれ教えてください。

花梨高校の入学式で今の事務所(エトレンヌ)の社長にスカウトされて、モデルのお仕事を始めました。その後、美大受験の勉強をするなかで、コラージュと出会いました。学生時代にもコラージュ作品は制作していましたが、コンスタントに発表するようになったのは2年ほど前からです。コロナ禍でモデルのお仕事が一旦減った時期をきっかけにしたような感じですね。

清水イラストはもともと何となくは描いていたんですが、大学は経済学部に進みました。でも、大学1年生の頃にサロンモデルとしてお声がけいただいて、その後本格的にモデル業をスタートさせるうちに、卒業を控えてイラストレーターとしても活動していこう、と自分で決めたんです。

wear two hats
2つの領域で
“表現”する違い

新田「二足のわらじを履く」は英語で「wear two hats」というそうです。今だと“わらじ”は履かないですし、むしろ“hat”の方がしっくりきますよね(笑)。おふたりにとって、それぞれの“hat”の違いは?

清水モデルも作品作りも、表現することではあると思いますが、表現する部分が違いますね。

花梨雑誌や広告なら、まず目的やテーマがあって、たくさんのスタッフさんが関わっています。ご用意いただいたコーディネートを身につけて、その目的やテーマを表現するのがファッションモデルのお仕事だと思っています。

清水私もそう思います。逆にサクリは、自分でテーマを見つけて制作するので、自ら自分自身を表現する…というか。イラストのお仕事をいただいた時も、テーマや目的を踏まえつつも、自分の色をしっかり出して…ってまだそのバランスを探ってます(笑)。

花梨だから今回初めてお仕事で自分でコーディネートを組ませていただいて、本当に楽しかったです!

清水ヘアメイクも自分たちでそれぞれアイデアを出して…悩みましたけど、ファッションで自分を表現するのがとにかく楽しかった〜!

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