SHIPS × CREATORS

Vol.02KARIN

人気モデルとして活躍する花梨さんは、コラージュアーティストとしても雑誌・広告など活動の幅を広げています。クールなルックスながら、ポジティブな彼女がコラージュ制作を本格化させたきっかけなどを伺いました。

CONTENTS

PROFILE

花梨KARIN

モデルとして広告、雑誌などで活躍するかたわら、学生時代から続けているコラージュ作品も制作。2022年には代官山ALにて、初の個展「I swim inside of me. 私は私の中を泳ぐ。」を開催。

INTERVIEW

室内から窓の外を見上げる花梨さん

アートを学びながら
模索してたどり着いた
コラージュという手法

 東京で生まれ育ち、多摩美術大学で学んだモデルの花梨さん。コラージュアーティストとしても活躍の幅を広げる彼女ですが、実は学んでいたのは演劇舞踊デザイン。そんな彼女が自己表現の手法としてコラージュを始めたきっかけを伺いました。
「高校時代は、美大受験のために塾に通っていました。もともとバレエを習っていたというのと、モデルのお仕事もしていたこともあってパフォーミングアーツ系を目指していたのですが、それでも美大を受けるとなるとデッサンや油絵など幅広いジャンルの課題があって。

コラージュに出合ったのも、そんな課題がきっかけでした。そういう技法があるということは知っていましたが、すでに存在している写真や絵、イラストと自分の絵を組み合わせて新しいひとつの作品に仕上げていくのが面白くて、それからもさまざまな課題の合間に、ちょっとした息抜きとしてコラージュ作品を制作するようになって。その話をしていた編集さんから依頼を受けて、写真を使ったコラージュを掲載していただいたこともあります。その頃はまだ、趣味としてやっている感じでしたけどね」。

コロナ禍をきっかけに
コラージュ制作を本格化

「コロナ禍って、誰にとっても突然日常がガラリと変わってしまった大きな出来事だと思うんですが、モデルの仕事も特に最初のころはほぼストップしてしまったような状況でした。それまで、ありがたいことにあまり深く考える時間もとれないぐらいお仕事をいただいていたこともあって、急にぽっかり時間が空いて。でも、基本的にとてもポジティブな人間なので、その時間を使って前々からやりたいと思っていたことをやってみよう!と思って、コラージュ制作にじっくり向き合い、コラージュ作品用のInstagramアカウントを作りました。サイトもオープンさせて、作品を作りためながら少し落ち着いたら個展をやろうと企画して、グッズも作って……。作品作りを続けているうちに、コラージュの方でもお仕事をご依頼いただけるようになり、むしろ自分の可能性を広げる有意義な時間にできたと思っています。今後も、モデルとコラージュ制作どちらも大切に取り組んでいきたいです」。

Her Creation

  • コラージュ作品
  • コラージュ作品
  • 絵

「干支」
干支をテーマに作りました。干支は、かつて土星の周期を基準に生まれたらしいと聞いたことが…。

「糸とペイント」
制作中の感情がそのまま表れた一作です。

「言葉のメモ」
実はこれ、言葉で埋め尽くされています。私にとってのメモです。

KARIN’s SHIPS Style

Coordinated Day

  • プレスルームでお洋服を選ぶ花梨さん
  • お洋服を選ぶ花梨さんと清水こづえさん
  • 選んだお洋服を着用し、コーディネートをチェックする花梨さん

撮影前の某日、SHIPSのプレスルームに花梨さんがコーディネートを組みに訪れました。ビジュアルはクールだけれど、おしゃべり好きでお茶目な花梨さんは、あれこれと引っ張り出しては、私服の上からどんどんお洋服をまとってはまた脱ぎを繰り返していました。

お仕事で自らコーディネートを組むのは実は初めてという彼女、その表情は真剣そのもの! 悩みすぎて、時間差でコーディネートを組みにやってきた清水こづえさんと結局一緒に帰って行きました。

Back to Top

© SHIPS ALL RIGHTS RESERVED.