SHIPS any, anytime.

いつも着ていたい、SHIPS anyの服
いつでも、どこでも、誰にでも似合う服。
SHIPS anyの目指す「いつも着ていたい服」って
例えばどういうもの?モノ選びに一家言ある目利きたちが、
いつもそばにあるAnytimeな服を語ります。
目利きならではの審美眼や着眼点は、
定番スタイルを探している方の参考になることでしょう。

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さらりと羽織れる長袖シャツ ディレクター 横町健さん

カフェやボタニカルショップ「BOTANIZE」を経営し、コーデックスとよばれる塊根植物ブームを牽引したディレクターの横町健さん。アパレルの制作・販売も手がける横町さんの、手放せない春夏アイテムとは?
  • Q横町さんが服を選ぶ基準は?
    A最近改めて自分のクローゼットを覗いてみたんですけど、どうやら“色”みたいです。持っている服の色が全部白、黒、グレー、ネイビーに少しカーキやベージュが混ざっているくらいで、鮮やかな色や原色が一切なかったんですよ。原色って着慣れてないだけで誰でも似合う色だと思うんですけど、僕も普段原色は着ないから敬遠しちゃって、同じような色の服ばかりを選んでいるのかなと思います。
  • Qご自身のファッションスタイルは?
    A“ラフ・ラク・ざっくり”ファッションですね。14年前に自分のスタイルや自由な時間を手に入れるために起業したのですが、その頃からこのスタイルです。洋服を着ていて疲れてしまうのは絶対に嫌なので、デスクワークでも植物の水やりでもラクな、ラフでざっくりした感じの洋服が好きです。
  • Q手放せない定番アイテムは?
    Aさらりと羽織れる長袖のシャツです。腕にタトゥーが入っているので、Tシャツを多く着る夏場は必ず一枚カバンに忍ばせておいて、取引先の方などに会うときは羽織るようにしています。あとエアコンも苦手なので、夏でも長袖シャツは手放せません。
  • Qどんなふうに着こなしていますか?
    ATシャツにポリエステルが入っているようなラフな素材のテーパードパンツを合わせ、足元はスニーカーが基本のコーディネートです。それにシチュエーションに合わせて長袖シャツを羽織ります。
  • Q特に気に入っているアイテムについて教えてください。
    A 僕自分で洗濯するんですけど、最近素材オタクみたいになってきていて…(笑)。綿100%じゃなくポリエステル混で、洗ってそのまま乾かしておいてもシワが入らない、機能的なシャツ全般が気に入っています。洗濯がラクな素材のシャツを、色違いで何着も持っています。あと綿素材でもシワが目立たないのが、柄の入ったシャツなんですよね。今年もストライプとチェック柄、2枚買いました。
  • Q仕事で活躍するのはどんな時?
    A冷房が効いたカフェで長時間打ち合わせする時や、温室で水やりするときに、水はねからカバーするために着ることもあります。
  • Qこのアイテムはどんな存在ですか?
    Aボタンを留めることで気分が引き締まるので、スイッチを入れてくれる“ラクな仕事服”ですかね。ラクなのに、フォーマル感も兼ね備えた、便利で頼りになるアイテムです。
  • Q最後に、横町さんのファッションの信念を教えてください。
    Aやっぱり楽しむことが一番ですよね。車もそうですが、ただの移動ツールではなく、自分が好きな車に乗って好きな音楽聴きながら仕事に向かうと、気持ちが上がるじゃないですか。洋服も同じで、自分が気に入っているものや好きなもの、着心地のいいものを身に纏うのがいいと思います。それだけで1日の気分が上がりますから。
Ken Yokomachi

都内にカフェ「Anea Café」を4店舗、植物屋「BOTANIZE」を2店舗運営する株式会社anea design代表。植物をはじめスニーカー、フィギュア、アートなどのコレクターとしても名を知られる。2021年6月には、松見坂にてカフェにギャラリーを併設した「THE ROOM AK」をオープン予定。

Instagram:@aneaken
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