女子だって、もっと気軽に楽しくDIYを! DIYer(s)でコーヒーテーブルとジュエリーボックス作りを体験 女子だって、もっと気軽に楽しくDIYを! DIYer(s)でコーヒーテーブルとジュエリーボックス作りを体験

女子だって、もっと気軽に楽しくDIYを! DIYer(s)でコーヒーテーブルとジュエリーボックス作りを体験

新編集長の平澤 梢さんに今、聞きたいことインタビュー人気女性ファッション誌『SPRiNG』がこの度、リニューアルしました!

女子だって、もっと気軽に楽しくDIYを!
DIYer(s)でコーヒーテーブルとジュエリーボックス作りを体験

SHIPS WOMEN

「DIY=Do It Yourself」。専門業者に任せず、自分たちの手で身のまわりの環境を快適に、豊かにしていこうという発想を、もっと多くの人に知ってもらうため、9月に『DIYer(s)』というサイトが立ち上がりました。
そこで今回、DIYer(s)のプロデューサーを務める前田さんにお話を聞きながら、DIY女子プレス野尻が前から作りたかったというコーヒーテーブルとジュエリーボックス作りに挑戦! 女子でも気軽にトライできるDIY教室ルポをお届けします。

Q:まずDIYer(s)とはどんなサイトになんですか?

「分かりやすく言うと、DIYしたいと考えている人を私たちのキャリアを持ってサポートするシステムです。
今の日本って、いろんな建物が壊されては新しく建てられていると思うんですが、私たちはその流れに疑問を感じていて。海外では200年以上経っている昔ながらの建物が補修されながら、今もちゃんと使われていたりしますよね。そしてそこに住む人たちが、自分たちで手を加えて、環境を整えて入れ替わりながら建物を大事にしている。 日本でも自分たちの手で周囲をアップサイクルして行く発想を広めたくて私たちはDIYに着目しました。改装など大きなことは専門業者に頼むのもいいですが、家具などは出来る限り自分で作ってみる。これからの時代は、お金や時間に限界のある人でも、自分で環境を豊かにできるという事を知ってもらい、ライフスタイルにしてほしいと思っています」

Q:どういう形でサポートしてもらえるんですか?

「まず作りたいと思う家具がある人に、どんなものが作りたいかという事を聞き込み、お客さまの要望に合わせて、材料や道具の手配をします。そしてそれを使ってお客さまに家具作りをしてもらうんですが、作っているうちに分からないことや、難しい作業などが出てくる場合は、私たちが手助けします。親会社が建設関係なので、専門的な知識や手法を持ってプロ顔負けの立派な家具を完成できればと。 また今は家具が中心ですが、食やファッションの分野も提案できるようになればと思っています」

コーヒーテーブルをLet’s DIY!!!!!!
「正方形のコーヒーテーブルで、天板部分には廃材を使いたい」という要望で、海外から廃材などを仕入れているReclaimed Worksから木端を手配。天板のベースや鉄製の脚はホームセンターから購入。
ベースの板に合わせて廃材の木端をパズルのように乗せていき、余分な部分は切り落とす。
ノコギリで切り落とすため、はみ出した部分に鉛筆で印をつけていく。
一つひとつ、木端を採寸して長さや形を整えていく。切った後はやすりを使って微調整。また出来上がったときの表面感を滑らかにするために表面にもやすりをかける。ノコギリで切り落とすため、はみ出した部分に鉛筆で印をつけていく。
木材の形や表面を整えたら、裏にボンドを塗ってベースの板に接着していく。
ベースの板に木端を張り付けたら、木枠のフレームをつける。木材を45°でカットし、くの字になるように接着。きっちり正方形になるようにハタガネを使ってフレームを引き締めながら接着&クギ打ちしていく。裏面に脚を取り付ける。インパクトを使って所定の位置に穴をあけ、1本の脚につき4つのビスで取り付けていく。
仕上げに表面にやすりをかけ、なめらかに仕上げたら完成!
ジュエリーボックスをLet’s DIY!!!!!!
「正方形のコーヒーテーブルで、天板部分には廃材を使いたい」という要望で、海外から廃材などを仕入れているReclaimed Worksから木端を手配。天板のベースや鉄製の脚はホームセンターから購入。
ベースの板に木端を張り付けたら、木枠のフレームをつける。木材を45°でカットし、くの字になるように接着。きっちり正方形になるようにハタガネを使ってフレームを引き締めながら接着&クギ打ちしていく。まずベースとなるボックスの下も部分を組み立てる。接する面を合わせて、所定の位置に穴をあけ、ビスでとめる作業を対角線上に行う。
一つひとつ、木端を採寸して長さや形を整えていく。切った後はやすりを使って微調整。また出来上がったときの表面感を滑らかにするために表面にもやすりをかける。ノコギリで切り落とすため、はみ出した部分に鉛筆で印をつけていく。
フタの枠が出来たら、裏からアクリル板をはめる。アクリル板が外れないように、上から隠し釘を対角線上に6か所止める。
開く方とは逆側を蝶番でとめ、取っ手をつけたら完成!
NOJIRI’s  VOICE

「前から欲しかったジュエリーボックスが自分で作れるなんて! 少しアンティーク調に、だけどかわいい雰囲気にはなりたくなかったのでは、海外の道端で養殖(時間をかけて木材を風化させて味を出していく)されていた味のある木材をオーダーしました。なんとも言えない落ち着きのある色味が気に入りです。フタの四隅を接着させていくところはなかなか上手くはまらず苦戦しましたが、なんとかきれいに作れたと思います。もう大満足!」

協力会社:古材取り扱いメーカー 潟Aルベロ プロ
http://www.alberopro.com/

DIYer(s) 前田実

アメリカのカリフォルニア州ノースリッジ校卒業後、サイバーエージェント インターネット広告事業部を経て、(株)トソシオでウェブを中心とした新規事業のクリエイティブディレクターに着任。常に新しいものにアンテナを向けながらも、身の回りにある良きモノをより磨き上げることで新しく生まれ変えて未来の架け橋を作り上げる日々に奮闘中。DIYer(s)というプロジェクトを新しく立ち上げ、見失っていた生活の大切なコト、モノを見返し貢献したいと考えている。

http://diyers.co/