日常的な、特別なモノ…コーヒーのある毎日 日常的な、特別なモノ…コーヒーのある毎日

日常的な、特別なモノ…コーヒーのある毎日

日常的な、特別なモノ……コーヒーのある毎日

日常的な、特別なモノ…コーヒーのある毎日

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おいしいコーヒーをゆっくりと飲む……大人にとってそういう時間はとっても贅沢。今年の4月に参宮橋にオープンした『PADDLERS COFFEE』は、“コーヒー=日常的な特別なモノを提供する”をコンセプトにしたコーヒースタンド。そのこだわりをちょっとのぞけば、今までは当たり前と思っていたコーヒーライフがきっと変わるはずです。

「このお店は、アメリカでもっとも人気の高いコーヒーブランドのひとつ“スタンプタウン コーヒー ロースターズ”のコーヒー豆を扱う日本唯一のコーヒースタンドとしてオープンしました。僕自身が学生時代のほとんどをアメリカのポートランドで過ごしていて、そのときの縁もあって、コーヒー豆を扱わせてもらうことができたんです。スタンプタウンのコーヒー豆は、ダイレクトトレードと言って、商社などを通さず農園と直接契約をして買っているので、農園の人の生活向上につながる上に、豆のクオリティも高い……といいとこづくしなんですよ。豆は毎週1回ポートランドから輸入していて、その種類は約5〜6種類。コーヒーは日替わりでだしているので、その時々で違う味を楽しんでもらえると思います。イタリアンレストラン『LIFE SON』と酵母パン&焼き菓子店『タルイベーカリー』に併設されているので、朝はパンと一緒に、昼はランチのあとに……とうちのコーヒーを味わってもらうこともできます。希少価値の高い豆も扱っているので、他のお店と比べると少々高い豆もあるんですが、なぜその値段がするのか……はご自身の舌で理解して欲しいですね。イートインもテイクアウトもOKなのですが、なるべくゴミをだしたくないのでイートインをオススメしています。オリジナルのカップはマグカップではなくあえて湯のみ型。これは、コーヒーの香りを楽しんでもらうために作家さんに作っていただいたものなんです。両手で湯のみをもって顔を近づけると香りがスーっと鼻に入っていくので、またちょっと違う感覚でコーヒーの良さを堪能してもらえるはず。コーヒーの豆の種類はすっきりとした柑橘系からチョコレートっぽい深みのあるものまで、本当に様々……。うちで扱う豆は焙煎してから10日以内の新鮮なものだけなので、コーヒー独特の重みというか変な苦味はまったくなく、ブラックが苦手な人にも喜んでもらえるのが大きな特徴です。コーヒーはなんてことのない飲み物ですが、実はとても深い飲み物なので、いろいろと飲んでいきながら自分好みのコーヒーを見つけてもらえれば嬉しいですね」
A.コーヒー豆は購入も可能。希望があれば、お店で豆をひいてくれるが、一度ひいてしまうと豆が酸化しやすくなるためそのまま持って帰り、飲む直前に家でひいてもらうのがオススメ。 B.グリーンがあふれるオープンテラスは、太陽がさしこむ気持ちのいい空間。天気の良い日にここで飲むコーヒーは、また格別! C.メニューは、1杯1杯丁寧にハンドドリップしたアイスコーヒーとホットコーヒーのみ。味に自信があるからこそできるメニュー設定で、その味は確か!! 新鮮な豆だからこそ実現するおいしさは感動もので、ホットコーヒーにいたっては冷めてもおいしい! D.スタンプタウンの豆を扱えるお店にだけ飾る権利のある看板。誇りを持って取り扱っている……という意味の英語が書かれている。 E.店名の『PADDLERS COFFEE』は、サーフィンやカヌーなどで使われる英語の「Paddle Out」が由来になっていて、「ゆっくりと前に進む……」という意味が込められている。

(左)松島大介さん (右)加藤健宏さん

PADDLERS COFFEE

住所:東京都渋谷区代々木4-5-13 レインボービルIII 1F
営業時間:8:00〜17:00
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合、火曜日休み)
URL:http://paddlerscoffee.com/