バイヤーが惚れた、古着のリメイクバッグ店 バイヤーが惚れた、古着のリメイクバッグ店

バイヤーが惚れた、古着のリメイクバッグ店

Buyer’s Recomend バイヤーが惚れた、古着のリメイクバッグ店

バイヤーが惚れた、古着のリメイクバッグ店

SHIPS JET BLUE

 SHIPS JET BLUEでバイヤーを担当している田中楽さんが、渋谷にオープンしたお気に入りの新ショップを紹介。話を聞いてみると、ここはシップスが10年近くセレクトを続けている人気帽子ブランド「C-PLUS HEAD WEARS」の期間限定店舗なのだとか。


 渋谷駅から原宿方面に明治通りを歩き、キャットストリートを斜めに入った渋谷高校手前の場所に、今回紹介したいニューショップ「YAVO LAB 100 DAYS POP-UP STORE」(渋谷区渋谷1-22-11 Kビル1F ?03-6419-7758)はあります。ここには、日本中探してもここでしか売っていないものが置いているんですよ。何がここでしか売っていないのかというと、古着を使ったリメイクバッグ。作りはしっかりしていながら、いい感じでヌケているところが魅力です。また、1ドル紙幣をブランドタグ的に縫い付けているなど、アクセントもあってスタイリングを選ばないデザインなのも気に入っています。そんな商品に惚れこんでお店に遊びにきたら内装も素晴らしくて。何からな何まで切り取り方がうまいんですよ。
 実はここ、JET BLUEが毎シーズン別注をお願いしている「C-PLUS HEAD WEARS」の期間限定店舗なんです。今日はデザイナーであり代表の渡部さんに来て頂いたので、リメイクのバッグを始めたきっかけを聞いてみました。


 「3〜4年前からC-PLUSでリメイクのワークキャップやキャスケットを作るようになったんですね。その評判が良かったこともあって、試行錯誤を重ねてバッグにも手を出してみました(笑)。帽子を作るようになる前は、もともと古着のバイヤーだったんで。そんなこともあって、古着には愛着があるんです」(C-PLUS HEAD WEARS代表 渡部健二さん)


 古着のバイヤーをやっていたことは、僕も今日初めて知ったんですよね。店内には古着も一部セレクトされていますが、普通の古着屋では絶対に置いていないようなものがあって来るたびに発見があったんです。その理由が解けた気がしますね。でも、このお店は3月いっぱいで閉店。4月からC-PLUSの新店舗としてオープンするとか。それに合わせて、リメイクバッグの店頭での販売は終了するとのこと。ちょっと寂しい気もしますが、その潔さもまたクールだなと思っています。残り少ない期間なので、みなさん急いでチェックしに来て欲しいですね。


C-PLUSのショップ


原宿の京セラビルB1にあるC-PLUS HEAD WEARS(渋谷区神宮前6-27-8 京セラビルB1 ?03-5469-0666)。長くお客さんに愛されたこのお店は3月いっぱいで閉店し、現在YAVO LABOがある場所にお引越し。 詳しくはこちら http://c-plus.jp/

C-PLUS HEAD WEARS


デザイナーの渡部健二氏は、1969年東京生まれ。
文化服装学院を卒業後、1992年に古着バイヤーとしてサンフランシスコに渡る。
帰国後は、在米時と同じ会社である下北沢「ヘイトアンドアシュバリー」の店長として勤務。
1999年に独立し、原宿にショップをオープン。
ハットやキャスケット、ベースボールキャップなどメンズの帽子を中心に制作・販売。全国セレクトショップへの展開や、ストリートブランドの別注などを幅広く手がけてきた。