おしゃれなあの人に聞いた“私の春の定番” おしゃれなあの人に聞いた“私の春の定番”

おしゃれなあの人に聞いた“私の春の定番”

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おしゃれなあの人に聞いた“私の春の定番”

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何気ない日々のなかにも、小さな幸せを見つけながら丁寧な時間を過ごす…そんなナチュラルマインドを持ちながら、素敵ライフを楽しむ3人のおしゃれさんに、“春”の過ごし方について聞いてみました。ご本人から頂いたコメントの端々には、春を5感で楽しめる、素敵な生活へのヒントがたくさん散りばめられています。


フリーアシスタントなどを経て独立。雑誌、広告、カタログ、書籍などを中心に幅広く活躍。2010年8月に葉山の一色海岸で海と空をバックグラウンドに見立て、4×5大判カメラで訪れた人々を撮影する”8月の写真館”を開催。まとめた同名のポートレイト集“8月の写真館”(アスペクト)が発売中。

−春の好きなところや春の過ごし方について教えてください。

寒さが大の苦手。なので冬は大嫌い。長い冬の後の春なので待ちわびていた!と言いたいところですが、
10年程前に花粉症デビューをしてから、春も憂鬱になってしまいました…。
それでもそんな気持ちを和らげてくれるのが桜!

−関さんにとっての春の定番を教えてください。

1. 桜湯

まずは…祖父が好んで飲んでいたのを初めて見てから。当時は5歳くらいで幼く、まだアメリカに住んでいた自分にはそれほど美味しいとは思わなかったけれど、見た目の美しさと香りの良さに心を奪われました。桜が咲く少し前の肌寒い早春に飲むと気持ちが盛り上がります。日本人で良かった。大人になって良かった。桜の花の塩漬けを茶碗に入れて、湯を差して頂く…のが本来の飲み方だと思うのですが、緑茶に入れても美味しいです。 おへそのようにぎゅっと押し込んである、桜あんぱんも好き。

2. 多摩川の河川敷

花が咲いたら、花見でしょう。フェイバリットプレイスはいくつかありますが、中でも好きなのはこちら。多くの桜の枝が長く地面に向かって伸びていて、花が咲くとアーチになります。その中に入って、はらはら舞う花びらを眺めながらお酒を飲むのです。またしても日本人で良かった。花粉症のカユミを堪えても行きますよ。


具体的な場所は教えませんのだ。と、張り切るも、花見ってまだまだ寒いんですよね。

3. 魔法瓶

長い冬に飽きているので、ついフライング気味になりますが、花曇りの陽射しの弱い日にじっと座っていると結構冷えます。ブランケットとショールと一緒に、ここぞとばかりに、普段あまり出番のないかわいこちゃんに暖かい飲み物を入れて持って行きます。気分を盛り上げるには甘酒がお薦め。
どうでもいいけど、魔法瓶って良いネーミングだなぁ。

雑誌、広告を中心に活躍。シンプルな中にスパイスの効いた独自の空気感が人気。自信のナチュラル志向なライフスタイルも注目されている。今宿麻美フォトエッセイ「HEART BALANCE」でフォトグラファーデビュー。

−春の好きなところや春の過ごし方について教えてください。

木々が芽吹き、新緑が眩しく輝いて見えるこの季節が大好きです。立ち止まり 空や木を眺めるだけで、力をもらえるような気がします。春を存分に感じられる場所に行ってぼーんやりとするのも好きです。春の力に背中を押してもらい、元気に 自分自身も成長させていきたいと思うのも春です。

−轟木さんにとっての春の定番を教えてください。

1. 桜のブレスレット

インドのジャイプールにアトリエを持つ”マリー エレーヌ ドゥ タイアック“というジュエリーブランドのブレスレット。大好きなが画家、マティスの切り絵を思わせる桜モチーフがお気に入り。買ったのは冬でしたが、自分の手首のサイズに合わせてサイズ直しをしたり桜の季節に使い始めるのが良さそうと、少し寝かせて使いはじめたのを思い出します。見るたびに、かわいいな、美しいな。と心を和ませてくれる、春の左手のパートナーです。

2. 春は旅

春は旅。1年の中でも、寒い!暑い!という心配もなく出掛けられる良い季節です。言葉が通じない国や、はじめての国に、植物も芽吹くエネルギッシュな時期だからかしら、冒険心も持って旅に出たくなります。都会から少し離れたのんびりした小さい町、緑のきれいな町やなんかいいですね。小麦粉を使った地元のおやつを食べるのも楽しみ。写真はロシアのブリヌイというクレープです。

3. 中庭のばら

わたしの住んでいるマンションの中庭のばら。内見で訪れた時、部屋を見る前に、中庭に大きなけやきの木があるのとばらが咲いていたのをみてここに住みたいと思いました。春になると可愛らしいばらがたくさん咲きます。藤棚もあって、その下に行くと甘い甘い香りに包まれます。「かわいいなあ」とニコニコしながら、ばらの写真を撮るのが春のたのしみです。中庭に咲き具合をチェックしにちょこちょこ行くのも楽しいのです。

女子美術大学 工芸科卒業。LOTA PRODUCTを主宰するかたわらイラストレーターとして活動。母になって思ったこんなもの欲しいをベースに雑貨,イラストなど制作活動中。

LOTA PRODUCTのホームページはこちら
http://www.lota-product.com

−春の好きなところや春の過ごし方について教えてください。

子ども時代は田舎で過ごしていたので、近所を歩けばそこら中に野の花が咲いていました。それらを摘んで種類別に分けてお花やさんごっこをしていましたね。今でも実家に帰ると花摘みをします。すこし前にフラワーアレンジメントを習ったので野の花を可愛く花束にすることが最近の楽しみです。

−香菜子さんにとっての春の定番を教えてください。

1. Something Pink !

春はとにかくピンク! ピンクのものがいつの間にか身のまわりに増える季節です。飲みものや食べるものだってピンク! 五感でピンクを楽しんじゃいます。ピンクグレープフルーツのサラダ+ピンクのスパークリングワインでお花見なんてしゃれこんでみたりして…?

2. ガラスの花器+ヒヤシンス

ヒヤシンスってけっこう寒いうちから出まわるので「おお!そうかそうか。春が来るね?!」なんて思いながらヒヤシンスの球根を買います。家に帰ったらお気に入りのガラスの花器に入れるのが毎年恒例。春の準備でいちばん早いものになります。

3. 髪の毛をかるく、あかるく。

冬眠からさめるように重く着ていたコートを脱いだら、髪の毛だって明るく軽くしたくなります。いつもお世話になっているBotanikal Hairでイメージチェンジ。ここはシャンプーやカラー剤を可能な限りオーガニックにしている安心してお任せできるサロンです。
センスも抜群!