フレンチ・アイビーの現在進行形〜 MARCEL LASSANCE(マルセル・ラサンス) フレンチ・アイビーの現在進行形〜 MARCEL LASSANCE(マルセル・ラサンス)

フレンチ・アイビーの現在進行形〜 MARCEL LASSANCE(マルセル・ラサンス)

いま、にわかに再注目を浴びる“フレンチ・アイビー”。アメリカのそれと比べると、トラディショナルなアイテムのなかにも、一手間加えたデザイン性やユニークなアプローチがある。そんな持ち味が新鮮に映るのだ。かつてその代表格と謳われたMARCEL LASSANCE(マルセル・ラサンス)は、現在、SHIPSのみのエクスクルーシブで展開されている。

到着した春夏のラインナップは、どれも60〜70sのフレンチの空気感を想起させる柄や素材感を踏襲しつつも、シルエットは現代的にアップデートされている。ドレッシーでありながらカッチリしすぎない、抜け感がありながら決してユルすぎない。そんな“中庸”を具現化した服は、いまの時代の空気を見事に射抜いている。

まずは20年春夏のマルセル・ラサンスをご堪能いただいた後に、今回スタイリングを手掛けたスタイリスト亀井氏や実際に買い付けを行うバイヤー岡部氏の解説を紹介。そして最後には、デザイナーであるマルセル・ラサンスご本人からのメッセージも届いているのでお見逃しなく。

Styling_Satoshi Kamei

Text_Shigeo Hasegawa

Jacket ¥48,000(+TAX)/MARCEL LASSANCEBUY
Shirt ¥24,000(+TAX)/BAGUTTA
T-Shirt ¥9,000(+TAX)/ARPENTEURBUY
Pants ¥39,000(+TAX)/BERNARD ZINS
Chief ¥2,700(+TAX)/SHIPSBUY
Shoes ¥112,000(+TAX)/AldenBUY
Sunglasses/Stylist own

Jacket ¥43,000(+TAX)/MARCEL LASSANCEBUY
Polo Shirt ¥16,000(+TAX)/LACOSTE × SHIPSBUY
T-Shirt ¥9,000(+TAX)/ARPENTEURBUY
Pants ¥40,000(+TAX)/PT01BUY

Jacket ¥48,000(+TAX)/MARCEL LASSANCEBUY
Shirt ¥25,400(+TAX)/Errico Formicola
Tie ¥14,500(+TAX)/MARCEL LASSANCEBUY
Pants ¥11,000(+TAX)/Wrangler × SHIPSBUY
Loafers ¥39,000(+TAX) /SHIPS BUY

Jacket ¥43,000(+TAX)/MARCEL LASSANCEBUY
Knit Vest ¥14,000(+TAX)/Alan Paine
T-Shirt ¥9,000(+TAX)/ARPENTEURBUY
Stole ¥11,800(+TAX)/MARCEL LASSANCEBUY
Pants ¥22,200(+TAX)/MARCEL LASSANCEBUY
Socks ¥1,500(+TAX)/SHIPSBUY
Loafers ¥39,000(+TAX) /SHIPSBUY

Tie(DOT)¥14,500(+TAX)/MARCEL LASSANCEBUY
Tie(PAISLEY) ¥15,400(+TAX)/MARCEL LASSANCEBUY

Bandana ¥12,700(+TAX)/MARCEL LASSANCEBUY
Stole ¥9,000(+TAX)/MARCEL LASSANCEBUY
Stole ¥9,000(+TAX)/MARCEL LASSANCEBUY

Jacket ¥48,000(+TAX)/MARCEL LASSANCEBUY
T-Shirt ¥9,000(+TAX)/ARPENTEURBUY
Bandana ¥11,800(+TAX)/MARCEL LASSANCEBUY
Pants ¥22,200(+TAX)/BERWICHBUY
Shoes ¥35,000(+TAX) /Paraboot for SHIPS
Socks/Stylist own

ファッション関係者が語る
「マルセル・ラサンス」の魅力。
「着る人を選ばない、
いい塩梅のモダンさを持つブランド」

「いまのマルセル・ラサンスは、かつてのフランスの“モダン”を現代的にアレンジした着心地のいい服ですね。モード感とドレス感を持ち合わせていながら、シルエットは適度にカジュアルにも見える。例えば東京で着てもまったく違和感のない、いい塩梅のバランス感が個人的にも好きです。色使いなどには、フレンチらしいエスプリが利いていますが、決してフレンチ然としていない、着る人を選ばない守備範囲の広さがあります」

スタイリスト 亀井 智
「ベーシックと上品を併せ持つ、フレンチ・アイビーの代表格です」

「マルセル・ラサンスの服は、どれもベーシックでありながら、アメリカやイギリスにはない雰囲気があります。だからこそ、オールデンの靴やモッズコートなどに合わせても、一味違ったスタイリングが楽しめるのが持ち味ですね。形や色、素材感などに、フレンチならではの上品さがありますし、それでいて汎用性が高いからあらゆるシーンで活用できます。フレンチ・アイビーの個性を楽しみつつ、SHIPSで取り扱っているあらゆるブランドとも難なく合わせられますから、多くのお客様やスタッフから信頼が厚いのだと思います」

SHIPS CASUAL BUYER 岡部 邦彦
マルセル・ラサンス本人が語る
“フレンチ・アイビー”の本流と日本へのメッセージ

PHOTO by KAZUKI NAGAYAMA

「フレンチ・アイビーやフレンチ・トラッドは、かつてのアメリカン・プレッピーをフランスで再現したスタイルですが、他のテイストが様々混ざり合っているのがユニークなんです。例えば、どういうわけかイギリスのモッズの要素が感じられたり。その始まりは、1965年頃ですが、もっとも特徴的なアイテムは、メタルボタンが付いたダブルブレストのネイビーブレザー、オックスフォードのボタンダウンシャツ、白いソックスとビーフローファーなどです。あとは、コーデュロイリーバイスの5ポケットパンツ、クラークスのデザートブーツ、シェットランドセーターも忘れてはいけません。それらは、60年代にシャンゼリゼ通りにあったドラッグストア“The Minets”に群がる若者グループの恰好だったんですよ。マルセル・ラサンスは、1984年に日本へ上陸しました。感度が高くクラシックなアプローチの魅力をよく理解している日本のみなさんに共感していただけたことは、非常に嬉しいことです。みなさんに出会えたことを誇りに思っていますし、感謝しています」