春は行楽のシーズンですね。そしておでかけのお供に欠かせないものといえば、音楽です!そこで今回はTSUTAYA、Tポイント、T-SITEでおなじみのカルチュア・コンビニエンス・クラブに勤務する音楽マニア、野中真穂さんにご登場いただき、おでかけシーン別におすすめの曲を紹介していただきました。これを参考に、お気に入りの1曲を見つけてみてください。


フリッパーズ・ギター/「Happy Like a Honeybee」※邦題「ピクニックには早すぎる」
この曲が入ったアルバム「Three cheers for our side」には「海へ行くつもりじゃなかった」という邦題がついていて、そこからまず選びました。タイトルも歌詞も全編英語なんですけど、この曲は「ピクニックには早すぎる」という邦題がついているので、それもおでかけっぽいですよね。かなりキラキラした曲で、ミュージックビデオもかわいいんです。フリッパーズはいわゆる「渋谷系」のハシリで、当時からおしゃれでした。
トラッシュ・キャン・シナトラズ/「オブスキュリティー・ノックス」
90年代のイギリスのバンドで、ネオアコースティックの金字塔と称されるアルバム「ケーキ」からの1曲です。これはタイトルとか歌詞ではなく雰囲気ですね。このアルバムが本当に名盤で、特にこの1曲目が名曲なのでぜひ聴いてもらいたいです! 私の中では爽やかソングのナンバー1と言ってもいいほどで、とにかくフレッシュで爽やかな曲です。
ビーチバッグのような巾着型のキャンバスバッグは、海を連想させるブルーをセレクトしました。浜辺を歩くイメージで、つば広のストローハットもプラスして。足元はあえてビーチサンダルではなく、トングタイプのビルケンシュトックを。ロングスカートに合わせてチラッと見えるのがかわいいです。(左から)サンダル¥9,000(+TAX)/BIRKENSTOCK、バッグ¥12,800(+TAX)/TEMBEA、ハット¥16,000(+TAX)/Muhlbauer



ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ/「ラブ・ソー・ファイン」
このアルバムは、フリッパーズ・ギターやピチカート・ファイブといった渋谷系アーティストがみんなリスペクトしていて、超名盤と言われています。レコードでは66〜67年に出ている古い作品なんですが、今聴いてもすごくおしゃれですよ。優しくて、気持ちが穏やかになる春っぽい曲で、かつ疾走感があってドライブにぴったりだと思うんです。
紫外線や急な雨対策に持っていたいコンパクトな傘は、春らしさあふれるリバティプリント。持っているだけで気分も上がりそうです。横長タイプが使いやすいかごバッグは、マチも広めでたっぷり入るので、お弁当を持ったおでかけにもぴったり。桜をイメージさせるピンクの色使いがかわいいチェック柄のリネンストールは、肌寒い時にさっと羽織れる優れものです。 (左から)アンブレラ¥17,000(+TAX)/Traditional Weatherwear、カゴバッグ¥18,000(+TAX)/MUUN、ストール¥5,000(+TAX)/Glen Prince MORE

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