nuComfie編集長小池さんがおすすめする、秋の旅支度 nuComfie編集長小池さんがおすすめする、秋の旅支度

nuComfie編集長小池さんがおすすめする、秋の旅支度

nu Comfie編集長小池さんがおすすめする、秋の旅支度

nuComfie編集長小池さんがおすすめする、秋の旅支度

liflattie ships

暑い夏が過ぎて、心地よい風が吹く秋になると、ふらっとどこか遠くへ旅をしたくなるもの……。今年の秋はどこへ行ってみよう? と予定を立てる前に旅の達人に助言をもらってみました。お話を伺ったのは、雑誌『nuComfie』の編集長小池さん。「旅……と言っても、プライベートではなくほとんどが仕事の出張なんですけどね(笑)」と笑顔で語る小池さんの秋のおすすめスポットとは? 小池さんが提案する秋のおでかけLOOKも必見です。

旅は好きなんですけど、私の場合、そのほとんどが取材のための出張なのでスケジュールに余裕がないのが残念なところですね……。ただ、たしかに全国各地を飛び回っているのは事実です(笑)。今年一番思い出深のは、岡山の倉敷! 倉敷市の児島に取材があったんですが、前日から行ったので倉敷の美観地区へ足を運んでみたら、そこが情緒深くて……。美観地区というのは、昔の町並みを残した観光スポットでレトロな景観が素敵なんです。大原美術館という日本で西洋美術を展示した先駆けとも言える美術館があるんですけど、そこのコレクションが素晴らしくて感動しました。作品のテーマにそった空間作りなど、美術館としての心意気にも惹かれますね。美術館の隣りにあるエル・グレコというカフェも佇まいが素敵でした。建物を見るのも楽しければ、歴史を楽しむこともできる……と、見どころが多かったです。 同じ倉敷市内でも児島はまた雰囲気がガラリと違って……。いろいろな発見ができた出張になったので、本当に行って良かったと思える場所ですね」
「大原美術館の話につなげて、このコーディネートのテーマは“秋の美術館へ行く”にしてみました。ストライプシャツにざっくりとしたニットカーデを羽織り、キルトスカートでキレイめトラッドを意識。足もとはレッドブラウンでまとめて、あえてハズしました。美術館なので少し優等生な感じというかお嬢さんライクというか……きちんとかわいいスタイルがいいかなと思って(笑)。ちなみに、旅に出かけるときは、ここにストールを足します。ストールは1枚あると、くるっと巻いて防寒もできるし、ブランケットがわりにもなったりと何かと便利。まさに旅の必需品。あと、個人的にはパジャマも旅には必ず連れて行きます。自分のパジャマだと、旅先でもよく眠れるんです(笑)」

ニットカーデ¥22','050/John branigan
ストライプシャツ¥11','550/liflattie ships
キルトスカート¥23','100/O'NEIL OF DUBLIN
ソックス¥1','575/liflattie ships  
レースアップシューズ¥16','800/BOEMOS

「雑誌名の『nuComfie』は、「心地よい」という意味の造語なんです。コンセプトは、自分らしくて心地よいナチュラルな服……って、雑誌の表紙に書いてある言葉なんですけど(笑)。昔は30代を過ぎた女性が読むファッション誌ってキレイなコンサバ系のものばかりで……。でも実際は、そういうスタイルをする女性だけではありませんよね。ヌーコンフィーは、日常の生活が基本にあっての着ること、を考えたときにどんなものを着たらいいのだろう? ということをテーマに提案させていただいています。前はナチュラル……と言うと、リネンの生地の淡いカラーのワンピースでふんわりガーリーなイメージでしたが、今はナチュラルの形が少し変わって、よりマニッシュなテイストになっているような気がします。おしゃれの幅が広がったということなんだと思います♪」
nuComfie vol.20 発売中!

5周年記念号となる今回は、残暑の9月から秋本番の10月にかけての着こなしスイッチ術を特集。特別付録のコーディネートブックでは、人気ブランドの秋の新作でつくる時短簡単着こなしレシピをご紹介しています。夫婦やカップルで楽しむユニセックス・カジュアルを提案する、綴込付録のnuComfie UNISEXもお見逃しなく!

小池たかね

着心地がよくてナチュラルな普段着スタイルを提案する「nuComfie」、40歳からの着ること、暮らすことを提案する「プラチナComfie」編集長。好きなものは白身の刺身と冷酒。アラフォーのカジュアルな着こなしについて日々試行錯誤中。今年の秋は、出身地でもある山梨県のワイナリーを巡る、ワインツーリズムに出かけてワインと葡萄畑の景色を楽しむ予定!