上質でカジュアルなsoe shirtsがSHIPS JET BLUEとのエクスクルーシブコレクションを発表 上質でカジュアルなsoe shirtsがSHIPS JET BLUEとのエクスクルーシブコレクションを発表

上質でカジュアルなsoe shirtsがSHIPS JET BLUEとのエクスクルーシブコレクションを発表

上質でカジュアルなsoe shirtsがSHIPS JET BLUEとのエクスクルーシブコレクションを発表

上質でカジュアルなsoe shirtsがSHIPS JET BLUEとのエクスクルーシブコレクションを発表

SHIPS JET BLUE

 東京のカジュアルと欧米のモードの境目を縫うようなスタイルで、毎シーズン新鮮なコレクションを発表し続けている「soe(ソーイ)」。2008年からはシャツに焦点を絞ったコンセプトブランド「soe shirts(ソーイ シャツ)」を展開。Tシャツをデザインするような自由な表現で、上質に仕上げていく新感覚のシャツブランドとして幅広い年齢層に支持されている。  そんな人気ブランドのsoe shirtsが、新たな試みとしてSHIPS JET BLUEとのエクスクルーシブコレクションをスタート。デザイナー伊藤壮一朗さんに、エクスクルーシブモデルへの思いを語ってもらった。


 SHIPSのバイヤーさんと知り合いで、1年くらい前から相談があったんですよね。それで、まずは3型やりましょうということになりました。打ち合わせのとき、たまたま持っていた写真集がWilliam Eggleston(ウィリアム・エグルストン)の「The Democratic Forest」で、イメージの源泉はここから来ています。彼の写真はピンク×グリーンとか、イエロー×オレンジとか、色のコントラストが素敵なんですよね。乾いたプリントの感じがいい。ストライプの配色はこのルーフをイメージしています。でも、なかなか色が出なくて10回くらいやりなおして、そのためだけに工場にも行きました。

 シャツの3型はすべて工場を変えています。ストライプシャツは国内で作っていて、生地に洗いをかけているのでふんわりと柔らかく、着心地がいいですよ。花柄シャツも国内ですが紡績工場が違います。無地シャツは細番手の糸を使ったシャンブレーなのですが、国内だと表現しにくい生地なのでトルコの紡績工場を使いました。


 僕のSHIPSのイメージって、MIURA & SONS(SHIPSの旧ショップ名)なんですよね。だから、このシャツにもアメリカのテイストを取り入れています。フォルムやカタチは少し無骨に見えるよう、オリジナルのsoe shirtsより少しシェイプがゆるめ。アームホールのステッチは、1〜2mm太いし、全体的にステッチ幅も変えています。また、ヨークを少し高めにして、70年代アメリカの作業服っぽくしています。ポケットの形状や前立ての処理なども変えていますね。でも、このシャツは自分でもよくできていると思いますよ。価格も抑えられているし。

 今回は結構自由にやらせてもらったので、逆にプレッシャーでしたね。ベーシックを目指しつつも、ありふれたものにしないよう心がけました。色は写真集の影響を受けていますが、タグをブルックスブラザーズの旧タグに似たデザインにしたり、全体的には60年代の東海岸IVYカルチャーを意識してます。自分ではやらない仕様にしていたりするので、おもしろかったですね。


soe shirts SHIPS JET BLUE(ソーイ シャツ シップス ジェットブルー)
シャツ(無地)¥15','750
シャツ(ストライプ)¥16','800
シャツ(花柄)¥17','850
カーディガン¥17','850



デザイナー 伊藤壮一郎


1977年、東京生まれ。
ロンドン留学後、98年に帰国。
青山学院大学に入学し、在学時から服作りを始める。
2001A/Wシーズンよりメンズウェアブランド「soe」をスタート。
2004A/Wより東京コレクションにデビュー。
2008年、ショップを目黒区青葉台に移転。同年のA/Wよりシャツに焦点をあてたコンセプトライン「soe shirts」をスタート。