35thスペシャルインタビュー ―スタイリスト 竹淵智子さん― 自分がハッピーでいるために 35thスペシャルインタビュー ―スタイリスト 竹淵智子さん― 自分がハッピーでいるために

35thスペシャルインタビュー ―スタイリスト 竹淵智子さん― 自分がハッピーでいるために

35thスペシャルインタビュー スタイリスト竹淵智子さん

35thスペシャルインタビュー ―スタイリスト 竹淵智子さん―
自分がハッピーでいるために

SHIPS WOMEN

数多くのファッション誌や広告で活躍し、現在『ELLE Japon』で専属スタイリストとして活動中の竹淵智子さんに、今回STYLISH STANDARDをキーワードに、SHIPS WOMENの新作アイテムと竹淵さんの私物をミックスしたスタイルをスペシャルオーダー。フェミニンだったり、クールだったり、さまざまな要素を巧みに織り込んだ大人可愛いスタイルで人気を集める竹淵さんの、ワードローブやスタイリングのルーツについて、お話しをお伺いしました。


――初めに竹淵さんの考える、STYLISH STANDARDとはどんなものですが?

竹淵 まずスタイリングするときに考えるのは、少しの遊び心だったり、自分の中で楽しめる仕掛けを作ること。最近は人にどう思われるかではなく、着ていて自分がハッピーで楽しい気持ちになれることが大切だと思うようになりました。定番の着こなしだったり、付け襟やレイヤードなど遊びを加えたこなしだったり、自分の好きな物を自分らしく楽しむことが私にとってのSTYLISH STANDARD。今日は、私が普段から、愛用しているアイテムを持ってきました。どこかガーリーでトラッドな雰囲気のものが好みで、どれも私のスタイルにマッチするアイテムたちです。


竹淵 ピンクは普段から好きで、いろんなトーンのピンクをどこかしらに入れていることが多いです。これはニットとマフラーで投入しつつ、中のボーダーでカジュアルに。ボーダーも大好きで、小物からシャツから結構バリエーションを揃えています。さらにレースのスカートはステラ マッカートニーの新作なのですが、レースは一年中使えるので何かと買ってますね。あと20歳の時におばあちゃんから贈られた大切なパールネックレス。これはスタイリングに『ちょっと何か足したいな』って時に良く使います。取り入れるだけで結構サマになるので。

ニット¥24','150/roberto collina
シューズ¥19','950/SHIPS
ソックス¥1','575/SHIPS
その他ご本人私物

竹淵 このスタイルは、付け襟とボーダーのマフラーが私物。とにかく襟のあるものが大好きで、Tシャツでも襟付きがあったらすぐ買ってしまうほど。この付け襟は赤とネイビーの配色も素敵だし、身体に巻きつけるように付けるタイプだから、ずれなくて付け心地もとっても快適です。適度な細さが可愛いマフラーも、やっぱりボーダーを(笑)。トラッドなニットに合わせて、少々プレッピーに仕上げました。

ニット¥25','200/PULETTE
パンツ¥15','750/SHIPS
オペラシューズ¥18','900/CHARLES PHILIP
その他ご本人私物

竹淵 智子

神奈川県生まれ。短大を卒業後、OL経験を経てアパレル関係のお仕事へ転職。その後、スタイリストの青木千加子に師事し、02年に独立。今シーズンのSHIPS WOMENカタログでもスタイリングを担当。数多くのファッション誌を経験後、雑誌『ELLE Japon』の専属、他、広告なども手掛けるフリーランスのスタイリスト。