気鋭のデザイナーが手がける話題のブランドもあれば、再び脚光を浴びる老舗ブランドもある。トレンドとは周期的に変わるもの。ここでは、今SHIPSがオススメする、旬なブランドを連載形式でご紹介。第6回目は、洒落者の足元に新たな一手を担うシューズブランド、「EDHÈN MILANO（エデン ミラノ）」にフォーカス。
建築学に精通するフィリッポ フィオーラと経営学を学んでいたフィリッポ チルリが、2016年ミラノに設立したEDHÈN MILANO（エデン ミラノ）。高いデザイン性とクラフトマンシップが高い次元で融合したシューズは各メディアから高評価を得ており、2017年には“イタリアで最もホットなメンズシューズの新ブランド”として認められる。今シーズンSHIPSでは、ブランドの象徴的なバックルを使用した、エレガントな艶気漂うモンクストラップシューズを展開。ブラウンの表革に関しては、ハンドペインティングによる色染めとなっており、斑があるのが特徴。製法はもともとマッケイ製法しかなかったものを、SHIPSではブラックラピド製法で仕上げている。
ローファーよりも上品で、シングルモンクストラップよりもエレガント。バタフライローファーに見られるようなアッパーの片側を、ストラップで仕上げることで、独特の品の良さを生み出している。光沢を備えた表革のものを選べば、フォーマルな装いをよりドレッシーに格上げしてくれる。
各￥75,000(+tax) / EDHÈN MILANO
製法は”ブラックラピド”と呼ばれているものを採用。一度マッケイ製法で仕上げた後、ウェルト代わりとなっているミッドソールとアウトソールで挟み込み、出し縫いで縫い上げる製法。マッケイ製法はソールの返りが良く、軽くて履きやすい靴に仕上がるという特徴を持っており、さらにそこにグッドイヤーウェルト製法ならではの耐久性を付与している。
各￥75,000(+tax) / EDHÈN MILANO
SHIPS 銀座店
大村建人
ブラウンのダブルジャケットが目を引くコーディネート。全体のトーンをブラック×ブラウンでまとめモダンクラシックな雰囲気を演出している。ジャケットは、イタリアの名門ファクトリー「RAFFAELE CARUSO」が手掛けるSHIPSのエクスクルーシブブランド「Valditaro per SHIPS」。ご覧のようにバンドカラーシャツやワイドシルエットの細畝コーデュロイパンツなどと合わせてカジュアルに落とし込むのが今の気分。こういうスタイルにブラックスエードがよくなじむ。
ジャケット ￥113,000(+tax) / Valditaro per SHIPS
シャツ ￥29,000(+tax) / Salvatore Piccolo
パンツ ￥39,000(+tax) / BERNARD ZINS
ソックス ￥3,400(+tax) / PANTHERELLA
シューズ ￥75,000(+tax) / EDHÈN MILANO
その他本人私物
SHIPS 恵比寿店
小川 厚也
トラッドの定番である紺ブレ×グレスラのコーデに、足元でイタリアのムードをMIX.。シャツ、タイそしてシューズでブラウンカラーをリンクさせることで完成度もぐっと上がる。ベーシックな合わせでも小物に少し気を遣うだけで、いつもの装いに変化が付くというお手本ともいえるコーディネート。クラシックな雰囲気ながらも、サイズ感や細かいディテールでモダンさを醸している。
ジャケット ￥145,000(+tax) / CARUSO
シャツ ￥32,000(+tax) / BAGUTTA
タイ ￥19,000(+tax) / Louis FAGLIN
ソックス ￥1,500(+tax) / SHIPS
シューズ ￥75,000(+tax) / EDHÈN MILANO
チーフ ￥2,700(+tax) / SHIPS
その他本人私物
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