簡単だから明日からすぐに実践できる!  3000円以下のドレスアップテク 基本編 簡単だから明日からすぐに実践できる!  3000円以下のドレスアップテク 基本編

簡単だから明日からすぐに実践できる!
3000円以下のドレスアップテク 基本編

普段のスーツスタイルを、上手にドレスアップするにはいくつか基本のルールがあります。とはいえ、堅苦しいウンチクはさておき、とにかくお手軽にドレスアップしたいというビジネスマンが多いのも事実。今回は、そんな諸兄のために即効性があってお金がそれほどかからない便利なテクニックをご紹介します。実は、ほんのちょっとの工夫で、好感度の高いドレスアップは可能なのです。まずは基本編として、常識とも言えるアイテムやケアも含めた初級テクに焦点を当てます。すぐにでも実践を!

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カラークリップを有効活用する!

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カラーバーやカラーピンの有用性をご存知でしょうか? 日本では、あまり活用をしている人は少ないですが、欧米ではVゾーンを凛々しく見せる機能的な小物として広く浸透しています。ネクタイがぐぐっと持ち上げられるため、胸元に立体感が生まれて男らしく見えますし、程よくドレス感も増します。

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ネクタイピンを使用するには、襟にハト目が施されたピンホールシャツが必要になります。そうではなくて、普段着ているシャツに活用するのであれば、カラークリップが便利です。簡単に装着できますし、値段や形状は様々ですが一般的なものなら2000円以下で手に入ります。襟型に合わせて使い分けるために、いくつかバリエーションを揃えておけば装いの幅も広がりますよ。

カラークリップ ¥1,500(+tax) / SHIPS

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裾をモーニングカットにして
軽やかに!

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夏は特にパンツの裾がもたついて重たく見えると、暑苦しさも倍増してしまいます。とはいえ、“パンツ丈を短めにすると会社で浮いてしまう”などのお悩みがある場合は、モーニングカットにすることをオススメします。パンツの前裾を1.5cmほど上げたシルエットですので、シューズにパンツがかかって生まれる“たるみ”を軽減します。足元が軽やかに見えますし、ドレス感も高まります。

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靴を磨くだけでも
ドレスアップになります!

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革靴の光沢は、ドレスアップに欠かせない要素の一つです。定番の黒のストレートチップでも、光沢の出方次第で印象は大きく変わりますから、常にお手入れしておくことは重要です。“細かなケアは面倒”という方は、全体をブラッシングして汚れを落とし、専用のクリームをざっと塗るという工程だけでも実践してください。さらに理想は、ケアをして2?3日靴を休ませること。複数の定番靴でそうしたローテーションを組めば、常に足元のドレス感を損なうことはありません。

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汚れを落とすブラシと皮革用のクリームを合わせても3,000円を切ります。まずはこれだけ揃えて靴のケアを実践するだけで、足元の印象は確実に変わります。もちろん靴も長持ちするようになりますので、ソンはありません。

クリーム ¥1,800(+tax) / MOWBRAY
ブラシ ¥1,000(+tax)/ MOWBRAY

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せめてポケットチーフだけでも
挿しましょう!

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フォーマルなシーンに限らず、ポケットチーフは普段使いで活用できるとても便利なドレスアップアイテムです。もちろんVゾーンとの色や柄、素材感のバランスが重要になりますが、迷ったらネイビースーツに合うシルク仕様の無地を購入しておけば間違いありません。TVフォールドなどベーシックな折り方なら手間はかかりませんし、ふんわりと見せるパフドであれば、それほど難しくもありません。まずは実践してコツをつかみましょう。

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まず押さえておくべきは、光沢のあるシルクのチーフ。ベーシックなものなら3000円未満で見つかります。夏は、リネン仕様なども涼しげで重宝します。チーフの便利さを実感したら、柄物や主張の強い色使いのものなど、シーンを考慮して少しずつバリエを増やすしていきましょう。

チーフ ¥2,700(+tax) / SHIPS