今春は、素材で変化をつけた実力派ブランドのエクスクルーシブアイテムが数多く登場。特にデニムやスニーカー、スイングトップやポロシャツといった定番のラインナップに、特徴のある素材使いが目立っています。ここにピックアップしたのは、そんなトレンドを牽引する名品たち。ワンランク上の素材使いが効いているため、一点取り入れるだけで格のあるリラックスカジュアルが演出できます。
ジャパンメイドにこだわった職人気質なモノづくりが国内外で定評を得ている「RED CARD（レッドカード）」。太腿からひざ下にかけて美しいシルエットを描くスリムテーパードの“RHYTHM”は代表モデルの一つですが、こちらは同モデルを、標準的な日本人の体型を考慮してジャストレングスで仕上げた別注モデル。もちろんファブリックは、同ブランドの持ち味であるカイハラデニム（13.75oz）を使用し、手作業によるインディゴ染めや、一本一本異なるリアルなシワ加工及びヒゲ加工を施しています。こなれたヴィンテージ顏は、経年変化でさらに深みを増すため長年愛用できます。ブルーとロイヤルブルーの２色展開。
デニムパンツ 各¥19,000(+tax)/RED CARD × SHIPSMORE
50?60年代のミリタリーユニフォームをルーツにしながら、そこに現代的なアイデアを加えたラインナップを展開する「East Harbour Surplus（イースト ハーバー サープラス）」。イタリアが拠点の同ブランドは、イタリアや日本の上質生地を厳選し、生産はすべてイタリア国内で行っています。春先重宝するのは、洗いをかけたコットン地で仕上げたミリタリージャケットやベストなど。無駄な装飾を削ぎ落としたミニマルテイストのデザインは、どれも汎用性が高いだけでなく、着心地の良さもお墨付きです。
ジャケット ¥43,000(+tax)/East Harbour Surplus
パンツ ¥26,800(+tax)/East Harbour Surplus
シャツ ¥18,500(+tax)/East Harbour Surplus
ベスト ¥37,000(+tax)/East Harbour Surplus
パンツ ¥25,900(+tax)/East Harbour Surplus
これまで幾度となく展開しきた「BATONER（バトナー）×SHIPS」のニットプロダクト。それを踏襲した春夏用ポロシャツが、ついに完成しました。今回もすべての生産工程を山形県寒河市で行い、「バトナー」ならではの高級感と伸縮性を兼ね備えたハイゲージニットに仕上げています。ニットでありながら、着心地はさらりとしていて、まるでTシャツを着ているような軽さが体感できます。ジップアップネック仕様にすることで、よりスポーティでアクティブな印象が漂うのも特徴。一枚で着てもジャケットの下に着ても、スタイリッシュな大人カジュアルが堪能できます。
ポロシャツ ¥16,000(+tax)/BATONER × SHIPS
日本でもスポーティなブルゾンとして浸透した“ハリントンジャケット”を、70年代に発表した「BARACUTA（バラクータ）」。その代名詞であり、英国カジュアルを語る上で欠かせないG９ジャケットをモチーフにしつつ、袖口をカフス仕様に、裏地をブルーのチェック柄に変更したのがこちらの“G40”です。上品な光沢のあるボディは、ウールとポリエステルの混紡仕様で、程よく撥水効果や防風性もあるため、ライトアウターとしてロングシーズン活用できます。SHIPSのエクスクルーシブモデルであり、「バラクータ」の正式品番としても認定されています。
ブルゾン ¥59,000(+tax)/BARACUTA for SHIPS
昨年の秋に、満を持して復活を果たした「MIZUNO CREATION（ミズノクリエーション）」。SHIPSとのコラボというかたちで再始動した同プロジェクトは、都市生活をスタイリッシュにサポートする高機能と、洗練されたデザイン性の共存がコンセプトになっています。今春提案するのは、通気性、ストレッチ性、吸水速乾性に富んだセットアップ。ボディには、機能素材TECHBENT（テックベント）を使用し、レジャーからビジネスまであらゆるシーンに対応できる万能ウェアを具現化しています。ジャケットは、ベーシックなシルエットの２つボタン、パンツはウエストにアジャスターを配した細身のテーパードタイプ。各々が単体でも着こなしやすいのも大きなポイントです。
ジャケット ¥37,000(+tax)/MIZUNO CREATION × SHIPS
パンツ ¥25,000(+tax)/MIZUNO CREATION × SHIPS
1980年代に超軽量のランニングシューズとして一世風靡した、英国シューズブランド「WALSH（ウォルシュ）」の名モデル“TORNADO（トルネード）”。そんなレトロランニングモデルのアッパーをオールレザーに変更し、装飾をいっさい省いた大人顔として再構築したのがSHIPSエクスクルーシブモデルです。カラバリもネイビーとホワイトというドレス感の漂う２色のみに限定し、ステッチワークは極力シンプルに仕上げています。それでいてヴィブラムソールを採用し、ランニングシューズならではの衝撃吸収性も確保。言わずもがな驚くほど軽量のため、タウンユースでも快適に活用できます。
スニーカー 各¥22,000(+tax)/WALSH × SHIPS