女子の本音から見えたウソとホント!   夏の“好感”スタイル 徹底リサーチ! 女子の本音から見えたウソとホント!   夏の“好感”スタイル 徹底リサーチ!

女子の本音から見えたウソとホント!
夏の“好感”スタイル 徹底リサーチ!

本格的な夏は、ビジネスマンにとって悩ましい季節。女子からの目線も気になります。では、そもそも好感度の高い男の夏スタイルってどんなものなんでしょう? 例えば、汗ジミは見られているのか? シャツのボタンはどれだけ開けるのが好ましいのか? そもそもシャツの下にTシャツを着るのは本当にNGなのか?……etc.素朴な疑問は尽きません。それを少しでも解消すべく、今回は銀座と渋谷で、20?40代の街行く女性にアンケート調査を実施しました。丸2日、リサーチ人数100人強の女性の本音から見えてきたのは、意外な答えでした。これを参考に今夏は“好感男子”を目指して涼しげに過ごしましょう!

本来シャツとは下着ですから、シャツの下に肌着やTシャツを着るのはNGです。とはいえ素肌に直接シャツを着ると、真夏はどうしても汗ジミができてしまいます。だからといってシャツの下にTシャツを着ると透けて見えるのは格好悪い……、いったいどちらがベターなんでしょう?

Tシャツ肯定派のほうが、汗ジミ肯定派を上回りました。「汗ジミがべったりつくのは、とにかく許せない」という意見が多く、それよりは「Tシャツなどを中に着るべき」との意見が女子の間では多数派でした。Tシャツや下着がシャツから透けて見えても「許せる」とのコメントが主流で、それほどインナーには神経質になる必要はないのかも?

汗ジミ肯定派の意見としては、「Tシャツや肌着が見えるのはとにかくダサいから、それよりは許せる」、「多少できてしまうのは、夏だから仕方ない」など。「乳首が透けていなければアリ」というコメントも。

とはいえ「どちらも許せない」との意見も結構多いのが気になりました。男としては、“じゃあ、どうすりゃいいんだ!”と突っ込みたいところですが、「夏でも清潔じゃないと、好感度はありません」という厳しい意見も目立ったのは事実です。

今回の調査結果を踏まえると、夏のシャツスタイルは、中にTシャツや下着を着ないで汗ジミも作らないというのが理想です。それは難しいと嘆くのは早計。はっきり言って簡単です。通気性のよい素材を選べば解決します。

こちらはタテ糸とヨコ糸の密度を変えたカラミ組織を使用したイタリア・モンティ社製のシャツです。メッシュやガーゼ生地のように通気性がよいため、素肌に直接羽織っても汗ジミができにくく、さらりとした肌触りが持続します。しかもホリゾンタルカラーならすっきりとした印象ですし、好感度もアップします。他にもクールビズを意識した素材は多々ありますので、ぜひお試しを!

シャツ 各?13,000(+tax)/SHIPS

シャツのボタンは、ファッションとして開ける人も暑さ対策で開ける人もいますが、第二ボタンまで開けるか否かで印象は大きく変わります。それを女性はどう見ているのでしょうか?

これは意見が別れました。「気にならない」という割合と、「嫌い」と「好きではない」を足した割合は、ほぼ同じ。

肯定派は「第二ボタンまでなら気にならない」、「いやらしく見えなければ別にいい」といった意見が大半。

否定派は「キモチ悪い」、「だらしなく見える」といった意見が目立ちました。「キャラクターによる」というコメントも。

第二ボタンぐらいまでは許してほしいというのが男の本音かもしれませんが、清潔感を失わずに堂々とボタンを開けて着るには、シャツのカラーの形に着目するのがポイントです。おすすめはイタリアンカラー。襟が綺麗に立つボタンダウンならボタンを開けて着ても、襟元がシャープに見えるので好感度も下がりません。

身頃から台襟にかけてワンピースになっているイタリアンカラーのボタンダウンシャツ。ご覧のとおり襟がしっかりと立ち、第一と第二ボタンの間隔がやや広く設定されているので、第一ボタンだけを開ければ胸元に余裕が生まれてゆったり着られます。それでいてすっきりとした襟元も崩れません。実際にボタンを開けると体感温度もぐっと下がりますから、クールビズスタイルの必需品です。

白シャツ ?13,000(+tax)/SHIPS
他シャツ ?12,000(+tax)/SHIPS

これはクールビズとは直接関係なさそうですが、足元を涼しく見せるくるぶし丈のスキニーパンツを好むビジネスマンは増加傾向にあります。タイトなシルエットはスタイリッシュに見えると思いがちですが、女性はどう感じているのでしょうか?

なんと実際は、4割近い女性が「許せない」と答えています。とはいえ、「気にならない」他、肯定的な意見も多く聞かれました。上手に穿いていれば、好感度はまずまずといったところです。

こちらのようにタイト過ぎるシルエットは絶対にNGのようです。「おしゃれぶっていて気持ち悪い」、「太い足を強調しているような人は近寄りがたい」といった攻撃的なコメントも聞かれました。スキニーシルエットも程度によるということですので、自分の体型にあったものを選ぶのがやはり鉄則です。

ビジネススタイルからちょっと離れた内容も調査してみました。今や大人でも夏に短パンを穿くのは常識ですが、実際はどう思われているのでしょうか? 

概ね短パン男子の好感度は高いようです。といっても「膝がちょっと出るぐらいの長さが好ましい」、「派手な柄物を穿いている人は引く」、「涼しそうな無地のものなら好感が持てる」といった意見が聞かれました。ポイントは長さと清潔感のようです。

短パン否定派の意見としては、「毛深い人はやめてほしい」、「チェックの短パンは子供っぽく見える」など。なかでもみなさんが口を揃えたのは、「短すぎの短パンは気持ち悪いから絶対NG!」ということでした。膝上15cmを超えるような短パンは間違っても選んではいけません。

最後に聞いたのは、夏にやりがちな裸足に革靴を履くということ。これは実質は見えないアンクルソックスを履いている場合も含めての意見です。もはや浸透しているスタイルですが、意外にも否定派が4割弱いました。

完全なる裸足は少数派としても「アンクルソックスを履いても嫌だ」という頑な意見も結構聞かれました。「革靴ならソックスが見えたほうがいい」、「スニーカーならいいけど革靴だと変」、「ダサく見える」という意見も。

肯定派の意見としては、「靴がスエードなら爽やかでいい」、「リゾートっぽく見えるから好き」、「大人っぽい感じがする」など。あくまで爽やかに見せるべく、裸足で革靴を履く場合は、スエードのローファータイプなどを選べば好感度は高いようです。