雨の日もポジティブに。  ーレインウェアブランドRAINS × SHIPS対談ー 雨の日もポジティブに。  ーレインウェアブランドRAINS × SHIPS対談ー

雨の日もポジティブに。
ーレインウェアブランドRAINS × SHIPS対談ー

2014年春に日本上陸を果たした、デンマーク生まれのレインウェアブランド『RAINS(レインズ)』。北欧らしいファッショナブルなデザインと優れた機能性で、レインウェアを新たなファッションカテゴリとして確立した、いま注目のブランドです。『RAINS』の日本上陸を実現させたのは、『MOLESKINE(モレスキン)』の輸入代理店だった事でも有名なワーキングユニット・ジャパン株式会社。そこで同社の営業マネージャーと広報を務めるお二人に、SHIPS Daysのバイヤー高橋がお話を伺ってきました。

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雨の日もファッションを楽しむためのレインコート。

シップス 高橋:「レイングッズのラインナップを増やそう」という話がSHIPS Daysで持ち上がったとき、理想に一番マッチしたのが『RAINS』だったんです。従来のアウトドア色の強いレインコートではなく、タウンユースとしても映えるファッション性の高さ。それでいてデザインに無駄がなく、ポケットの置き方ひとつにもこだわりのうかがえるところが魅力的でした。

ワーキングユニット・ジャパン 竹内:ありがとうございます。『RAINS』は、降水量の多いデンマークのデザイナー二人が立ち上げたブランド。デンマークでは傘よりもレインコートの文化が浸透しているそうで、「雨の日もファッションを楽しめるように」という思いがこうしたデザインに結びついています。

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ワーキングユニット・ジャパン 津村:日本でも梅雨があったり、近年はゲリラ豪雨が頻繁に発生していたりと、レイングッズには一定の需要があります。「雨=憂鬱」というイメージをポジティブに変換してくれる『RAINS』は、日本の人たちにもヒットするのではないかと考えました。そこで、香港・シンガポール・台湾で展開する当社の小売店『kapok』で扱っていた『RAINS』のアイテムを、輸入代理店として日本に広く浸透させていくことにしたんです。

高橋:私は黒のポンチョを持っているんですが、脇のスナップボタンを止めたり開けたりできるなど、使い勝手のよさが気に入っています。上質感のあるしっとりとしたポリウレタン生地なので、スーツの上に着ても浮きません。

竹内:2015年7月から自転車の傘差し運転が禁止になったこともあり、自転車に乗る方にはポンチョが特に人気です。あとはフェス用のファッションとして選ばれる方も多いですね。

津村:一番人気はサンドカラーのロングジャケット。シルエットがユニセックスなので、ファミリーで着回している方も多いようですよ。着る人の年齢を問わない点も『RAINS』の特徴のひとつ。学生からシニア層まで、本当に幅広い年代のお客様からお問い合わせをいただいています。

高橋:SHIPS Daysもメンズ・ウィメンズ両方を扱うブランドなので、そういった点でも『RAINS』とは相性が合うなと感じています。晴れの日にもライトコートとして着たくなるくらいファッショナブルなアイテムですから、デイリーに長く愛用してくださる方が日本でももっと増えるといいですね。

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レインコートに引けを取らない小物アイテムたち。

竹内:『RAINS』ではレインコートだけでなく、バッグやハットなどの小物類も展開しています。

高橋:SHIPS Daysでも来シーズンから、ランナーバッグとトートバッグのお取扱いをスタートする予定です。レインコートに負けず劣らず、機能性とファッション性を兼ね備えたアイテムばかりですよね。

竹内:このランナーバッグは横のバックルが外せるようになっていて、荷物が多いときに重宝します。ほかにも、バッグ内の背中側にラップトップを入れられるスペースがあったり、上部が雨の入りにくい仕様になっていたりと、気兼ねなく普段使いしていただけるアイテムだと思います。

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津村:トートバッグのほうは、驚くほど軽量で女性に人気のアイテム。止水ジッパーを採用しており、雨の日でも安心です。

高橋:ちなみに、トランスパレントタイプのレインコートも来シーズンからお取扱いさせていただくのですが、こちらもまた斬新なデザインですよね。

津村:そうなんです。せっかくコーディネートした服をレインコートで隠すのではなく、シースルーにして楽しんでしまおうという『RAINS』らしいアイテム。中に柄ものやビビッドカラーの服を着るととっても可愛いんですよ。裾の紐を絞るとボンバージャケット風にもなります。

ブランドの世界観を伝える『RAINS JOURNAL』

高橋:『RAINS』はブランドの世界観をとても大切にしていますよね。ディスプレイの什器にもこだわっていますし、何よりルックブックがカッコイイ!

竹内:そう言っていただけて嬉しいです。『RAINS』ではアイテムを紹介する通常のルックブックに加えて、『RAINS JOURNAL』という冊子も限定発行しています。これはブランドの世界観を感じていただくためのもので、ロケ地にこだわり、ストーリー性のある写真にこだわり、読み応えのある内容にこだわって制作されています。『RAINS』の公式サイトからはWeb版がご覧いただけますので、ぜひバックナンバーもご覧になってみてください。

津村:最近では『RAINS JOURNAL』のインスタグラムもスタートし、『RAINS』の世界観を伝える写真がたくさんアップされています。日本でも、水にまつわる写真をハッシュタグで投稿してもらい、優秀者にはコペンハーゲン往復航空券をプレゼントするというキャンペーンを実施しました。竹内さんも応募していましたよね(笑)。

竹内:雨の日の美しさを表現したくて、露のついた紫陽花の写真を投稿しました。選ばれませんでしたけど(苦笑)。

高橋:おもしろい企画ですね。アイテム展開だけでなく、ルックブックやキャンペーンなどさまざまな取り組みを通じて、「雨の日をポジティブに楽しむ」ことを提案していくスタンスが素敵です。次回またキャンペーンがあったら、私も投稿してみます(笑)。

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  • ランナーバッグ ¥15,800(+tax)/RAINS
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  • トートバッグ ¥7,800(+tax)/RAINS
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  • レインポンチョ[MEN] ¥15,800(+tax)/RAINS
  • レインポンチョ[WOMEN] ¥15,800(+tax)/RAINS
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  • レインコート[MEN] ¥15,800(+tax)/RAINSMORE
  • レインコート[WOMEN] ¥15,800(+tax)/RAINSMORE
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RAINS

2012年4月、デンマークの大学で出会ったフィリップ・ロトコとダニエル・ヘッセラガーによって設立。
同年6月に初めてコレクションを発表して以来、レインウェア・ファッションの新しいムーブメントとしてまたたく間にヨーロッパに広がる。現在は北ヨーロッパを中心とした百貨店内の直営店8店舗に加え、『Collete』(パリ)や『YMC』(ロンドン)ほか約400店舗にて展開中。オフィスはコペンハーゲンに構える。