今季のオススメビズスタイル

「ビズスタイルのカジュアル化も少しずつ進んできていますし、オフの日にジャケットを着用されるお客様もまた増えてきている。オンとオフの境目がクロスオーバーしてきている最近は、カジュアルウエアでオンスタイルを作られる方も増えてきているんです」。そう話してくれたのはSHIPS 銀座店スタッフの岡部邦彦さん。事実、今回着こなしてくれたアイテムも、シャツをのぞいてすべてカジュアルウエアのフロアからピックしたものだ。言われなければそうとは気づかなそう……。
「最近では『どちらのシーンでも着られる汎用性の高いものが欲しい』というお客様の声も非常に多いですね。そこでSHIPSが提案しているのが、こういったカジュアルウエアで作るビズスタイル。見映えも上品だし着心地も快適。その上、休日のカジュアルな着こなしにも使えるこの絶妙なバランスがポイントです。 是非試してみてください。」

パンツ ?13','650／SHIPS
バッグ ?60','900／TUSTING
ベルト ?9','450／Saddlar's

吸水速乾性が高く快適な着心地をキープしてくれるクールマックス?素材を使ったジャケットは、ポロシャツなどに使われる鹿の子素材を使っているのもポイント。 カジュアルな素材だが仕立ての美しさにこだわることで仕上がりは確実に上品だ。 「裏地のないアンコン仕立てで、パッチポケットというのもポイント。 カジュアルさと上品さが上手く融合した一着です。 休日はこれにデニムを会わせてもいいですよね。 また袖裏がシャンブレー素材に切り替えられているので、袖のボタンを開け捲って着こなせば印象もがらりと変わります」。 これで1万円台というのも見逃せないポイントだ。

ジャケット ?15','750／SHIPS AUTHENTIC

襟のふっくらとしたロール感が特徴的なイタリアンカラーのボタンダウンシャツは、タイをせず、第一ボタンを開けてきても襟もとが美しくきまるよう計算されたもの。すこし高めの台衿もVゾーンに程よい華やかさを添えてくれる。「ノータイになると印象がラフになってVゾーンのアクセントもなくなるので、こういったデザイン性のあるシャツが活躍するんです。また、ストライプなどの柄ものを選ぶというのも手ですね。タイがなくてもVゾーンに隙を作らない。それが着こなしを格上げするポイントです」。

シャツ 各?12','600／SHIPS

トスカーナやフランスの革なめし工場から取り寄せる最高級の革のみを使用して靴づくりを行うイタリアブランドMiserocchi（ミゼロッキ）。 伝統ある技術を継承しながら、今なおハンドメイドにこだわりながら靴づくりを続けるブランドだ。「ドライビングシューズとはいえソールがしっかりと作り込まれているのでカジュアルすぎず、オンスタイルにも対応できる上品さを持っています。これは入荷待ちをする方もいらっしゃるほどの人気アイテムですね。 最近のドレススタイルはイタリアンテイストが主流なので、こういった靴が合わせやすいんです。 ワードローブに一足あれば活躍すること間違いありません」。

シューズ ?33','600／Ｍｉｓｅｒｏｃｃｈｉ