SHIPS MEN
JOURNAL

SHIPS MEN 2022 SUMMER

PerfumeGentleman

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SHIPS 6 WELL-DRESSED MEN

ウェルドレッサーの香り

仕立てのよいジャケット、奥行きのあるVゾーンにこだわるほどにその魅力をさらに三次元化して伝えたくなるもの。そんな時、大切にしたいのは嗅覚。ウェルドレッサーたちは、香りというアクセサリーを身につけることで、自分たちのドレススタイルを立体的に表現しているのです。SHIPSのスタッフたちのお気に入りの香水は、スーツと密接に関係しています。

Updated 2022.08.03

  • Jo Malone

    Wild Bluebell Cologne

    ワイルド ブルーベル コロン

    上村 裕司 (43歳)
    SHIPS 神戸店 / 店長

    • 爽やかでフローラル。寄り添うような優しい香り。

    • しいていえば、クラシック中に抜け感のあるスタイルに合うんじゃないでしょうか?

    • 飽きるまで一種類を使い続けます。

    ( One More Perfume )

    Danlow

    PALOSANT STICK

    自然の香木を使用した、心地よい香りです。帰宅してからリフレッシュするために使っています。

  • TOM FORD

    Tabacco Vanille

    タバコ・バニラ

    小幡 大将 (27歳)
    シップス 渋谷店 / スタッフ

    • ドレススタッフになって2年になる頃、大人な色気のある先輩たちに追いつきたい一心で、背伸びをして購入した思い出の香水です。バニラの甘さに独特のスモーキーな香りがエレガントで、ドレススタイルとの相性の良さを感じています。

    • クラシックで色気のあるTOM FORDらしく、全体をダークトーンでまとめ、スカーフやベルジャンシューズをアクセントに添えるようなモードな雰囲気のスーツスタイルに合わせるのが好みです。

    • 食事に行くときは、香りが引き立ち過ぎないよう、足首や腹部の周りなど、優しく香る位置につけるように意識しています。

    ( One More Perfume )

    MONOEARTH

    FABRIC MIST / Oriental White Tea

    仕事時の休憩から戻る際のエチケットや部屋のデオドラント、着用後の服のケアまで幅広いシチュエーションで活躍してくれるので、なんども買い足している必需品です。ちなみにSHIPS anyで取り扱いがございます。

  • Aesop

    Herbal Body Spray

    ハーバル ボディ スプレー

    小川 厚也 (28歳)
    SHIPS 渋谷店 / 副店長&アシスタント バイヤー

    • 香水代わりにボディスプレーを使用しています。ウッディで爽快な香りが気持ちをリフレッシュさせてくれるし、制汗効果によりベタつきがなく、とくに夏の使い心地が気に入っています。

    • 構築的なショルダーラインからなる厳格さとリネン素材のナチュラルな表情が調和した、<CARUSO>のアイリッシュリネンスーツ。

    • 基本的に気に入った香りは使い続けるタイプ。お客様と接することを意識して、香りが強すぎないように意識しています。

    ( One More Perfume )

    APOTHEKE FRAGRANCE

    INCENSE STICKS / Avenue

    ハンドメイドで生産しているアポテーケは香りがソフトで、どんなシーンにもマッチ。朝の目覚めの時、就寝前のリラックスしたいタイミングなどで使っています。

  • canoma

    1-24 鈴虫

    すずむし

    甲斐 祥之 (33歳)
    SHIPS アミュプラザおおいた店 / スタッフ

    • ブランドの背景とラストノートの香りです。ディレクションは日本人、調香師はフランス人で、本場フランスのエッセンスを加えた、日本人好みの香水だと思います。源氏物語や源氏香の図の引用などを含め、印象的な背景に惹かれました。鈴虫のシダーやオークモスのウッディ調のラストノートの香りは、時間が経った後でも楽しめます。スーツやパンツにスチームをかけた際の残り香もリラックスできます。

    • トップノートはベルガモットやバジルの爽やかな香りに始まり、カルダンやサフランのスパイシーなミドルノートへ。日本の夏から秋口への季節の変容をイメージしたこの香水は、まさに今の時期にぴったり。爽やかなノート、そしてブランドコンセプトを考慮して、フレンチテイストを加えたスーツやジャケットスタイルに合わせています。〈ヴァルディターロ ペル シップス〉のスーツに〈ソロヴィエール〉のシューズ、同ブランドのブレザーにボーダーなど。かっちりタイドアップする時は別の香水を使います。

    • 現在は7種類の香水を使い分けています。ちなみにかっちり系のスーツスタイルのときは男性的でオリエンタルな〈フローリス〉のNo.89を愛用。その日の気分で選ぶこともありますが、作品を楽しみたいので、同じ日に複数の香水を混ぜることはしません。

    ( One More Perfume )

    HERMES

    エルメスの庭園シリーズは社会人になって出会い、もう10年以上愛用。ほぼすべての作品を使いました。中でもグリーン系のトップノートが雨上がりの森林を思わせる「モンスーンの庭」(写真左)の香りが最も好きです。香水だけでは足りず、ボディミルクとしても使用しています。柑橘系の香りの「ナイルの庭」(写真右)はリラックスしたい時に、手首やうなじ付近に付けています。

  • Dior

    SAUVAGE EAU DE PARFUM

    ソヴァージュ オードゥ パルファン

    大津賀 柊登 (23歳)
    SHIPS 渋谷店 / スタッフ

    • 落ち着いていながらも、程良く個性が出せるところ。かれこれ5年は使用しています。

    • 仕事ではあまり爽やかなスタイリングはしないので(笑)、しっかりとタイドアップする時に。普段のスタイルとも相性が良いと思っています。

    • 趣向が変化しない限り、服装に関わらずこの香水を一途に使い続けると思います。

    ( One More Perfume )

    PERFECT POTION

    breathe easy mask spray

    マスク内を快適に保つための専用スプレーです。リフレッシュ出来るすっきりとした香りは、勤務中は休憩中に、プライベートは気分転換にと多様なシーンで活躍してくれます。

  • OFFICINE
    UNIVERSELLE BULY

    EAU TRIPLE SUMI HINOKI

    オー・トリプル・スミ・ヒノキ

    椛澤 翔 (39歳)
    人事総務部 / SHIPS 渋谷店 / 副店長

    • 燻したヒノキのスミをベースにしたスモーキーな香りですが、力強さとほんのり香る繊細さがお気に入りです。水性香水というのも気に入っている理由です。

    • イタリア製の美しい仕立て、面構えの〈ヴァルディターロ ペル シップス〉のスーツ。日本の最も美しい建築で用いられるヒノキの香りとの相性の良さを感じます。

    • 暖かい季節は軽めを、寒い季節は重厚感のある香水といったように、季節で変化をつけるようにしています。

    ( One More Perfume )

    THE LAUNDRESS

    FABRIC FRESH CEDAR

    ウッド系の香りが好みの自分が気軽に使えるファブリックスプレー。主に食事後に使っています。

  • Photography_Yuichi Sugita
  • Design & Development_maam.inc
  • Production : MANUSKRIPT