SHIPS WOMEN
STYLING
vol.4 : Shoko Tanaka (SHIPS DAIMARU TOKYO)
彼女たちのTIPS!
〈シップス〉が提案するスタイルと、自身のこだわりを混ぜ、日々オリジナリティのある着こなしを見せるショップスタッフにフォーカス。STAFF STYLINGから一歩踏み込み、彼女たちのセンスと着こなしルールに迫る新連載が始まります。スタッフからのTIPS（助言）にぜひ耳を傾けてください。
今回TIPSを教えるのは
大丸東京店スタッフ
田中 翔子
岡山県出身。シップスに入社して16年目。岡山、広島店を経て、現在は大丸東京店でウィメンズを担当。身長157cm。バランスを意識したスタイリングで美しいシルエットを生み出す。趣味は編み物と刺繍。細やかな手仕事を愛し、丁寧な感性が日々のコーディネートにも息づいている。
私のスタイルに欠かせないのは…
ニット
ニットは、質感やシルエットの余白で自分らしさを表現できるアイテム。ゆるさがありながらも、着方次第で輪郭を美しく見せてくれる。だからこそ、ウエスト位置や縦のライン、足元とのバランスまで計算して、柔らかさの中に芯を感じるスタイルを意識しています。
STYLE 01
透け感を味方に、トレンドを大人っぽく
メッシュニットにラップスカート、チェックパンツを重ねたトレンド感のあるスタイルです。透け感のある素材を取り入れることで、女性らしい軽さ抜け感をプラスしました。ネイビーでトーンをまとめて品よく仕上げ、ボタン位置を高めに留めることでIラインを強調したのがポイントです。
STYLING POINT
モヘアの透け感がふわりと抜けをつくる
素材別のレイヤードで奥行きをプラス
ITEM CREDIT
STYLE 02
甘さを引き締めるカラーバランス
ボリューム感のあるピンクニットは、軽やかで着心地も抜群です。ピンクの甘さを、黒のロングスカートとコンチョベルトで引き締めました。トップスの柔らかさとボトムの強さをベルトでつなぐことで、まとまりのある印象に。年齢を重ねるにつれ、カラーニットの明るさを自然に楽しめるようになりました。
STYLING POINT
ウエストマークでスタイルにリズムを
やわらかな動きをまとうスリーブ
ITEM CREDIT
STYLE 03
ニット × ニットで叶える、やわらかなレイヤード
襟付きのニットを重ねて、首元に視線を集めたレイヤードスタイルです。ほどよいカジュアルさと上品さを両立しているのがお気に入り。パールボタンやパイピングのアクセントで、ベーシックな中にも華やぎを添えました。ツイード調パンツを合わせ、素材の表情を楽しみながら全体をソフトにまとめた、理論と感性の融合コーデです。
STYLING POINT
ポロ襟にパールの甘さを添えて
シャークツイードの奥行きでクラシックに
ITEM CREDIT
Updated 2025.11.12
- Photography_Yuichi Sugita
- Design & Development_maam.inc
- Production_MANUSKRIPT