SAKATA KOUYA
SHIPS GINZA
STORE STAFF
坂田皇也
(シップス 銀座店 ショップスタッフ)
Updated 2021.06.01
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ただの“控えめ”じゃつまらない
ほぼ毎日スーツで出勤し、ドレスアップスタイルをこよなく愛する坂田。
カジュアル化が進む今だからこそ
そのブレないスタイルが清々しい!と社内外から評判を集めています。
柔らかな物腰の奥に秘めた強いこだわりを彼のマイルールを通して覗いてみましょう。
ほぼ毎日スーツで出勤し、
ドレスアップスタイルをこよなく愛する坂田。
カジュアル化が進む今だからこそ
そのブレないスタイルが清々しい!と
社内外から評判を集めています。
柔らかな物腰の奥に秘めた強いこだわりを
彼のマイルールを通して覗いてみましょう。
「多くのウェルドレッサーたちが言うように、男のお洒落は控えめが基本。私もそれに準じて、使う色数は3つ以内に絞ることがほとんどです。とはいえ没個性にはなりたくないですから、ちょっとだけ“フツウじゃない色”を取り入れるのが好きですね。たとえば今日着ているスーツは、ネイビーではなくブラック地のストライプ。ここ数年でクラシックスタイルに浸透した黒スーツですが、私にとっては昔からの定番。この一着も10年ほど前に購入したものです。それからシャツも、一見わかりにくいですがごく薄いパープルを選びました。こういう程よいクセのある色で遊ぶのが自分らしいと思っています」
「締めたときに大剣の先がベルトに半分ほどかかる長さになるよう計算し、結ぶ位置を決めるべし……これがネクタイの基本ルールですが、私はあえて、本来の適正位置から少しずらしたところでタイを結ぶことがあります。それは“ノットの大きさ”が気になるとき。たとえば今日のように芯地が薄いプリントタイを締める際、いつもと同じ位置で結ぶとノットがかなり小さくなります。それをワイドラペルのスーツと合わせると、襟幅とノットのバランスが少々悪い。そこで結ぶ位置を若干大剣側へずらして、ノットを大きめに。こうすることでバランスよく見えるんです。わかりにくいこだわりで、すみません(笑)」
「ポケットチーフは色柄の効いたプリントものが好みなのですが、挿し方にも私なりのこだわりがあります。いわゆるクラッシュトパフのアレンジ版で、先の部分を通常よりもかなり多めに出しているのがポイント。南国に咲く花のようにも見えるということで、“フラワーパフ”と名づけてみました。できるだけ無造作に、かつ大胆に挿すのがコツです。いっぽう、派手に見えすぎないようにチーフはネクタイ&シャツの色をしっかり拾いました。私の場合、シャツ・タイ・チーフは同系色でまとめてバランスをとりつつ、柄使いやタイの結び方、チーフの挿し方といったアレンジで遊び心を表現することが多いですね」
SUIT/SHIPS
SHIRT/ERRICO FORMICOLA
TIE/FRANCO BASSI
CHIEF/SHIPS
SHOES/CROCKETT&JONES
WATCH/CARTIER
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